
- 一人でお風呂に入るのは何歳から?
- 一人でお風呂に入りたいと言い出した年長のわが子
- 一人でお風呂に入るのは何歳から?目安と判断のポイント
- わが家の「一人風呂デビュー」までのステップ
- 一人でできたこと/できなかったこと
- よくある“洗い残し”のポイントと声かけの工夫
- 一人で髪を洗うステップ ~最初は無理しない~
- 子どもの「やりたい」を応援するために準備してよかったアイテム
- 約束事を決めて、“ひとりお風呂”に達成感を持たせる
- 親の不安もあるけれど…「やってみたい!」を大切にしたい
一人でお風呂に入るのは何歳から?
子どもの「お風呂自立」は突然やってくる
「今日から一人でお風呂に入りたい!」
そう言ったのは、年長のわが子。
えっ…もうそんなに大きくなったんだなぁと驚きつつも、親としては「本当に大丈夫?」と心配がよぎりました。
一人でお風呂に入りたいと言い出した年長のわが子
「一人で入りたい」は自立の一歩
ある日、年長のわが子が突然こう言いました。
「きょうから、ひとりでおふろにはいりたい!」
驚きと同時に、「えっ、本当に大丈夫かな?」という不安がよぎりました。
でもこの言葉は、子どもの自立心が芽生えた大きなサイン。
今回は、わが家の“はじめての一人風呂デビュー”の様子や、親として気をつけたこと、準備してよかったアイテムを紹介します。
一人でお風呂に入るのは何歳から?目安と判断のポイント
一般的には、5〜7歳ごろから「一人でお風呂に入る」子が増えてきます。
でも年齢だけで決めるのではなく、その子の“できること”で判断するのが大切。
わが家では以下のような力を目安にしました。
一人でお風呂に入る目安
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着替えや体を拭くのが一人でできる
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湯船に静かに入れる
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洗い方の手順を理解している
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緊急時に呼びに来られる
これらがある程度できるようになっていたので、「やってみようか」と背中を押すことにしました。
わが家の「一人風呂デビュー」までのステップ
親が脱衣所で“待機”
いきなり完全に一人にするのはちょっと心配だったので、最初の数回は脱衣所で待機。
「何かあったらすぐ呼んでいいからね」と伝えておくだけでも、子どもは安心したようです。
お風呂の手順を認識合わせ
子どもが迷わないように、お風呂での手順を話し合い認識合わせした。
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頭をぬらす
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シャンプーで洗う
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体を洗う
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シャワーで流す
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湯船につかる
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体を拭いて出る
一人でできたこと/できなかったこと
「一人でお風呂」できたこと
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洗う・流す動作
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湯船に入る
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自分でタオルを取って体を拭く
思った以上に「一人でやれた感」があったようで、ニコニコして出てきました。
「一人でお風呂」できなかったこと
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髪や背中のすすぎ残し(泡がちょっと…)
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風呂場がビシャビシャ(水浸し!)
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入浴時間がかなり短い(2〜3分で出てきた)
まだまだサポートは必要ですが、これも練習のうちだと思っています。
よくある“洗い残し”のポイントと声かけの工夫
洗い残しが多いのはこの3か所!
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👂 耳のうしろ
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💪 腕の内側
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🧼 首すじとわき
「見えないところも洗えてるかな?」
「泡が残ってるかもしれないよ」
という声かけを繰り返すことで、徐々に意識できるようになりました。
一人で髪を洗うステップ ~最初は無理しない~
「体は一人で洗えるようになったけど、髪はちょっとハードルが高い…」
そんなお子さん、多いのではないでしょうか?
実際、わが家でも初めての“ひとり髪洗い”は、段階を踏んで少しずつ練習しました。
髪を洗うのは、大人でも意外と面倒な作業。
だからこそ、最初は完璧を求めず、“できたところ”をしっかり認めることが大切です。
ステップ①:まずは「濡らす」「流す」だけを練習
最初はシャンプーを使わず、お湯で髪を濡らして→シャワーで流すだけを何回かやってみました。
「髪をまんべんなく濡らす」「シャワーを頭にあてる感覚」に慣れるだけでも大きな一歩!
🧴 ステップ②:泡立ては親が手伝って、子どもが“洗う係”
シャンプーは最初から子どもに全部やらせると泡立たず苦戦しがち。
わが家では、親が泡立ててあげて、自分でゴシゴシ洗ってみる練習をスタート。
泡の気持ちよさを感じながら、「頭のてっぺん→後ろ→耳のまわり」と洗う範囲の意識を広げていきました。
🚿 ステップ③:「すすぎ残し防止の合言葉」を決める
すすぎ残しが多いのが、首すじ・耳の後ろ・おでこ。
そこで我が家では、こんな“合言葉”を使いました👇
「ぐるっと一周、シャワーで流す!」
360度くるっとシャワーで回りながら流すイメージで、自然と意識が届くように。
✅ ステップ④:「今日はどこまでできた?」の振り返り
お風呂から上がったら、毎回「今日はどこまでできた?」と聞いてみるのがおすすめ。
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💬「今日は泡をつけるところまでやった!」
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💬「すすぎを最後まで自分でやったよ」
少しでも“昨日よりできたこと”があれば、それを大げさにほめるのがポイント!
🌱 髪洗いは“長い目”で。親の手を借りてもOK!
「一人で全部やる」が目標ではありますが、年長さんにはまだ難しい部分も多いのが現実。
無理させず、親の手を借りながら少しずつ自立へ導くことが大切だと感じています。
「髪はママといっしょに洗って、体は自分で!」
「泡をつけるのはママ、流すのは自分で!」
そんな“ハーフひとり風呂”でも十分です。
焦らず、楽しみながらチャレンジできる環境を整えていきましょう◎
子どもの「やりたい」を応援するために準備してよかったアイテム
子どもが安全に楽しく一人でお風呂に入れるよう、以下のアイテムがとても役立ちました。
✅ すべり止めマット(転倒防止に!)
- 健康雑誌日経ヘルスケア掲載商品
- 【SGS認証世界基準の工場で生産】抗菌および関連する評価など、多くの国際認証に合格
✅ 子ども用ポンプ式シャンプー・ボディソープ
- 自分で洗いやすく目にしみにくい泡状ヘアシャンプー
- 4歳~10歳頃用ヘアシャンプー
-
キッズの肌に負担をかけない安心の弱酸性泡タイプ
-
99%以上天然由来&無添加
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99%以上が天然由来成分、国産オーガニック・無添加
約束事を決めて、“ひとりお風呂”に達成感を持たせる
年長さんが「ひとりでお風呂に入りたい!」と言い出したら、洗い方の練習だけでなく、「お風呂に入るときの約束事」を一緒に決めておくのがおすすめです。
「せっかくひとりで入るなら、最後まで“ひとりでできた!”という達成感を味わってほしい」
そんな気持ちを大切にしたくて、わが家でも“おふろ5つのやくそく”を作って貼ってみました。
🛁 わが家の「おふろ5つのやくそく」
ひとりお風呂は、洗う練習だけじゃなく、暮らしのマナーや自立心を育てるチャンス。
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お風呂に入る前に、着替え(下着やパジャマ)を用意する
→ 出てから慌てないように、準備はお風呂前に! -
最初に湯船に入るときは、シャワーや掛け湯で体の汚れを落としてから入る
→ “お湯をきれいに使う”というマナーを自然に学べます。 -
体を洗っている間は、シャワーを止めておく
→ 節水を意識することで、エコの気持ちも育ちます。 -
上がるときは、床や洗い桶の泡を流し、使ったものは元の場所に戻す
→ お風呂を「使いっぱなし」にしない習慣づけに。 -
使ったタオルはしっかり絞り、決められた場所に掛ける
→ 脱いだ服や濡れたタオルの置きっぱなしも防げます。
親子で“ルールを決める”ことで、自信と責任感が育つ
「ちゃんと守れたね」「お風呂きれいになってたよ」
そんな言葉がけだけでも、子どもは嬉しそうにニコッと笑ってくれます。
約束ごとは“守らせるもの”ではなく、“できた!”を感じさせる仕掛け。
最初は親が声をかけてフォローしつつ、少しずつ「自分でできる」ことを増やしていくことで、子どもの自信にもつながります。
📌 ちょっとした工夫で続けやすく!
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できたらシールを貼る表を作って、「5回できたらごほうび」方式も◎
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お風呂タイマーで湯船に入りすぎを注意
親の不安もあるけれど…「やってみたい!」を大切にしたい
親としては「まだ早いんじゃないかな…」と不安になる場面もあります。
でも、子どもが自分から「やりたい」と言う瞬間を逃さず、そっと見守っていくことが、自信や成長につながると感じました。
これからも「できた!」を積み重ねていってほしいです。