はなしのブログ

海外大学院卒 & 渡航歴約20カ国。育児とキャリアの備忘録

【実録】子育て中の転職で「管理職」を目指した私が選んだ現実的な選択肢とは?

 

働くママが年収アップ&ワークライフバランスを叶えた転職体験

働くママが年収アップ&ワークライフバランスを叶えた転職体験
ABOUT ME
  • 企業の総合職で働くワーママ

  • 日・英・中のマルチリンガル
  • 海外渡航歴20カ国以上
  • 海外大学院 修士号

 

働くママが年収アップ&ワークライフバランスを叶えた転職体験

「子どもが小さいのに、昇進なんてムリだよね。」
そんな言葉を、何度自分に言い聞かせてきたか分かりません。

 

けれどある日、突然上司から「管理職になってみないか?」と声をかけられました。
あんなに望んでいたはずのチャンスだったのに、心が躊躇していました。

 

これは、ワンオペ育児真っ最中だった私が、管理職の打診を断り、転職という選択を通じて、キャリアと家庭のバランスを見つけていった記録です。

 

30代後半の働くママ、転職前の現実

私が転職前に抱えていた最大の悩みは、育児中だから昇進できなかったということです。

元々、長年同じ会社で働き、ある程度の信頼も得ていましたが、家庭の事情を考慮して時短勤務に変更したことで、キャリアの上がり方が停滞してしまいました。

 

「仕事の成果を上げても、次のステップに進むにはフルタイムでの勤務が求められる」という現実に直面していたんです。

 

昇進を目指すために、自分がどれだけ努力しても、育児との両立を考えた時に、昇進できる時間が取れなかったのです。

 

もちろん、育児を最優先するべきという気持ちもありますが、その一方で、キャリアが停滞していることへの焦りも感じていました。

なぜ管理職への昇進を断ったのか?

昇進のチャンスは突然に

そんなある日、上司から「管理職になってみるか?」と言われました。

 

それまで散々キャリアアップを目指していたのに・・いざその話を現実のものとして突きつけられた時、この会社で管理職になるのは無理だと思いました。

 

私の周りの管理職は、皆そろって“会社最優先”の働き方をしていました。
残業は当たり前、休日出勤や緊急対応も頻発。


子育て中の社員で、管理職に就いている人は一人もいませんでした。

「あなたならできる」
それは励ましのようでいて、“同じように働けるよね?”という前提付きの言葉に聞こえてしまったのです。

だから私は、昇進の話を断りました。
そして「ここで頑張り続けることが、未来の私の幸せなのか?」と、自分に問い直しました。

 

転職を決意した本当の理由

「今のままでは未来がない」と思った


「昇進の話をもらった時、どうしてあんなに嬉しくなかったんだろう?」

心の奥底に、「今の働き方のままでは、いつか壊れる」という声があったのだと思います。

頑張っても報われない気がしていた。
頼れる人も少なく、毎日をこなすだけで精一杯。
でもこのままでは、子どもの成長も、自分の未来も、どこかで見失ってしまいそうでした。

 

育児と管理職の両立ができる環境が整っていない中で、このままキャリアを進めるのは現実的ではないと感じました。

 

上司からは管理職になるかと言われながらも、会社の文化やワークスタイルが、私の理想とはかけ離れていることを痛感しました。

 

子育て中の転職活動のリアル

だから私は、自分の中で封印していた「転職」というカードを切ることにしました。
ただし条件は一つ。

「子育てを理由に、キャリアを諦めたくない」ということ。

昼休みや子どもが寝た後に、少しずつ情報収集を開始。
エージェントに登録し、面談を受け、企業の実態をヒアリングしていきました。

正直、ハードでした。

でも、「自分を取り戻したい」という気持ちが、私を前に進ませてくれたのです。

 

フルタイム勤務でも、育児と両立できて、キャリアアップできる仕事を探しているという、特殊な条件を妥協しませんでした。

 

最初は、結構難航しました。

エージェントが提案してくれる求人には、時短勤務やフレックスタイムがあったり、テレワークが可能だったりするものの、肝心の年収が今より下がる可能性が高い求人ばかり。

家庭とのバランスを取ることはできても、年収が今より下がるとなると、生活も苦しくなるのではないかという不安がありました。

 

正直、何度も「転職しない方がいいのかな?」と思いました。

でも、その度に育児と仕事を両立するという自分の理想の働き方を諦めたくなくて、エージェントに再度条件を絞ってもらいました。

 

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子育て中は転職エージェントに頼る

転職を決意した私にとって、転職エージェントはまさに救世主でした。

最初は、「転職エージェントってどこまで頼りにしていいんだろう?」と思っていましたが、実際に活用してみると、その存在の重要さに気づかされました。

1. 給与交渉をしてくれた

転職エージェントを最大限に活用できた一つの大きなポイントは、給与交渉をしてくれたことです。

転職の際、どうしても気になるのが給与の部分。

私は「理想の年収に近づけたい」と思っていましたが、直接交渉するのはなかなか難しいものです。

しかし、転職エージェントはプロの交渉人として、私の代わりに給与についてしっかり交渉してくれました。

その結果、理想の年収に近い金額でのオファーを受けることができました。

直接交渉しなくても、自分の希望が反映されることに感謝しています。

2. エージェントと仲良くなり、企業情報を根掘り葉掘り聞き出す

エージェントとの信頼関係が築けたおかげで、企業情報を根掘り葉掘り聞き出すことができました。

エージェントは企業との密な関係を持っているため、求人票に書かれていない情報や企業文化について詳しく教えてくれました。

エージェントが採用を決定するわけではないので、質問しやすかったという点も大きなポイントでした。

企業の裏側や、面接でのポイントなど、聞きたかったことを気軽に相談できました。

3. たくさんの選択肢をもらった

転職エージェントの最大の魅力の一つは、たくさんの選択肢をもらえたことです。

エージェントは私のスキルや希望をよく理解し、それに合った複数の企業を提案してくれました。

選択肢が多いことで、自分にとって最適なポジションや企業を見つけることができました。

また、同じ業界内でも、企業ごとに文化や働き方が異なるため、自分の価値観に合った企業を選ぶことができ、転職活動を進める中でとても安心感を感じました。

4. 面接対策を行なってもらった

面接前には、面接対策をお願いして、実際にシミュレーションも行ってもらいました。

自分では気づけなかった細かい部分や、面接官に好印象を与えるためのポイントを指導してもらい、自信を持って本番に臨むことができました。

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30代ワーママ、転職先を決めた理由

ワークライフバランスもキャリアアップも諦めない

最終的に、転職先を選んだ理由は、「家族と過ごす時間を優先しつつ、キャリアアップも実現できる」という点でした。

 

これまでのフルタイム勤務とは違い、フレックスタイム制度を活用し、テレワークも取り入れることで、家庭の事情に合わせた柔軟な働き方ができる環境が整っていました。

 

さらに、給与が上がり、成長可能性が高いポジション。

子どもが小さいうちに、家にいる時間を大切にしたいという思いと、将来的にキャリアアップができる可能性がある仕事に満足しています。

 

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子育て中の転職後のリアルな生活

子育て中、新しい環境で働くことは大変!

正直に言うと、転職後の現実は思っていた以上に大変でした。

仕事は楽しくて楽しくて。

 

でも「新しい仕事が楽しい!」と思っていても、「新しい環境」というだけで人間は想像以上に疲れるものですね。

 

転職してから最初の数ヶ月、どんなに人に恵まれ、仕事が楽しくても、土日になると完全に「廃人」のように過ごしていました。

 

家族に頼りきりになってしまうことも多く、心の中で「これでいいのか?」と迷うこともありました。

 

仕事自体は非常にやりがいがあって、日々成長を感じていたものの、やはり新しい環境で働くことは、思っていた以上にエネルギーを使うことに気づきました。

 

でも、徐々に自己管理を徹底することで、働く時間を確保しつつ、子どもとの時間も大切にできるようになりました!

 

慣れるまでに、おそらく、3〜4ヶ月ほどかかったと思います!

 

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実際に使って良かった転職エージェント4選

私は、複数の転職エージェントを活用していました。

その中でもおすすめのサービスをご紹介します。

 

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、日本最大級の転職サイトであり、自分で求人を検索し応募できるスタイルが特徴です。

また、スカウト機能を活用することで、企業側から直接オファーを受け取ることができます。

スカウト機能は、待っているだけで求人がくるので、「こんな選択肢があるのか!」選択肢が広がりました。

 

リクナビNEXTの得意分野
  • 幅広い業界・職種の求人

  • 転職市場の最新トレンドにアクセス可能

  • スカウト機能を活用したマッチング

  • 自己分析・適職診断ツールが充実

 

 

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、転職支援のプロフェッショナルによる手厚いサポートが魅力です。

担当の方に、子育て中の転職の不安とかを、赤裸々に話していました(笑)。

子育てとの両立を考慮した求人を提案してくれるため、個別のニーズに対応した提案をしてもらいやすいです。

 

非公開求人の取り扱いが多く、管理職や専門職向けの案件も豊富です

キャリアアップを目指す人には非常に強い味方となるエージェントです。

リクルートエージェントの得意分野
  • 業界ごとの専門アドバイザーが在籍
  • 非公開求人の豊富な取り扱い

  • ハイクラス転職支援

  • 職務経歴書・面接対策などのサポート

 

リアルミーキャリア

リアルミーキャリアは、女性の転職支援に特化したエージェントです。

育児や介護と両立できる柔軟な働き方を提案し、女性が働きやすい環境を重視した求人を多数取り扱っています。

 

担当の方とLINEでやりとりができるので、コミュニケーションが楽です! 

担当の方は、女性ばかりで、子育て事情にとても詳しい方ばかりです。

 

リアルミーキャリアの得意分野
  • 女性向け転職支援

  • ワークライフバランス重視の求人

  • 育児・介護と両立できる仕事の紹介

 

まとめ | 働くママが年収アップ&ワークライフバランスを叶えた転職体験 2025

転職を決断するのは、簡単なことではありませんでした。

でも、「家族と過ごす時間」と「キャリアアップ」の両立を目指して、踏み出した一歩が、結果的には私をもっと成長させてくれました。

諦めないで良かったと思います!

 

 

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