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幼児(5歳・6歳)でもハリーポッターを観てもいい?全作品の推奨年齢と影響

ハリー ・ ポッター写真素材、ロイヤリティフリーハリー ・ ポッター画像|Depositphotos

 

5歳児がハリーポッターに夢中!

ハリーポッター全作見せていいの?年齢別おすすめと良い影響

5歳の娘が最近、ハリーポッターの映画にハマっています。

現在6作目まで観終えたのですが、物語が進むにつれて「ちょっと怖いかも…?」「テーマが難しくなってきたな」と感じることも増えてきました。

 

この記事では、ハリーポッター映画を子どもに見せても大丈夫か?という視点から、各作品の推奨年齢とその理由をまとめました。

 

主観が入っておりますので、あくまでご参考として、読んでいただけたらと思います。

お子さんと一緒に観るか迷っている方の参考になれば幸いです。

 

ハリーポッター映画は何歳から?まずは結論!

ハリーポッターシリーズは全8作ありますが、前半の作品(特に1作目と2作目)は明るくファンタジー色が強く、5歳児でも安心して楽しめます。

 

ただし、シリーズが進むごとに内容が重く、暗く、シリアスになっていくため、年齢に応じた視聴判断が必要です。

 

「子どもに見せても大丈夫?」「どこまで見せていいの?」と迷っている方の判断材料に、以下の年齢別おすすめとその理由をぜひご活用ください。

 

ハリーポッター映画 各作品の推奨年齢と特徴

ハリーポッターと賢者の石

公開年:2001年
難易度:★☆☆
暴力・恐怖表現:ほぼなし
推奨年齢:5歳〜
特徴・理由:魔法の世界を楽しく紹介する導入編。

明るい雰囲気でユーモアもあり、小さな子どもでも安心して楽しめる内容。

登場人物も個性的で、子どもが感情移入しやすい。

ハリーポッターと秘密の部屋

公開年:2002年
難易度:★★☆
暴力・恐怖表現:軽い恐怖表現あり
推奨年齢:6歳〜
特徴・理由:バジリスクやトム・リドルの不気味な描写がやや怖いものの、ファンタジー要素が強く、子どもの興味を引きつける。

恐怖感も一時的で、見終わった後には達成感が得られる構成。

 

5歳の娘は、バジリスク(巨大な蛇のような魔法生物)との戦いのシーンが怖かった様ですが、何度か見るうちに慣れていました。

ハリーポッターとアズカバンの囚人

公開年:2004年
難易度:★★★
暴力・恐怖表現:不気味な雰囲気あり
推奨年齢:8歳〜
特徴・理由:ディメンターの登場や闇の描写が増え、全体のトーンが暗くなる。

タイムトラベルなど複雑な設定もあり、ある程度の理解力が必要。

 

ハリーポッターと炎のゴブレット

公開年:2005年
難易度:★★★★
暴力・恐怖表現:死亡シーンあり
推奨年齢:9歳〜
特徴・理由:トライウィザード・トーナメントのスリルと緊張感が続く中、ヴォルデモートの復活という衝撃的な展開もある。

感情的なアップダウンが激しく、精神的な成熟が必要。

ハリーポッターと不死鳥の騎士団

公開年:2007年
難易度:★★★★★
暴力・恐怖表現:政治的要素・死あり
推奨年齢:10歳〜
特徴・理由:支配と反抗、信念の葛藤が描かれる。

登場人物たちの成長や葛藤がリアルに描かれ、思春期の子どもに響く内容。

ハリーポッターと謎のプリンス

公開年:2009年
難易度:★★★★★
暴力・恐怖表現:衝撃的な展開あり
推奨年齢:11歳〜
特徴・理由:ダンブルドアの死や裏切り、恋愛模様も交えた重いテーマ。

主人公たちの感情の揺れや友情の試練が丁寧に描かれており、感受性が豊かな年頃に適している。

 

5歳の娘はこの謎のプリンスまで見ました。

何度も何度も見るうちに、理解も深まっていく様に思います。

以降、死の秘宝は、今のところ禁止にしています。

ハリーポッターと死の秘宝 PART1

公開年:2010年
難易度:★★★★★★
暴力・恐怖表現:緊張感・暴力多め
推奨年齢:12歳〜
特徴・理由:シリーズ全体を通して最も暗い雰囲気。

逃亡生活の中での心理的な不安、登場人物の死など、非常にシリアスな内容が多い。

ハリーポッターと死の秘宝 PART2

公開年:2011年
難易度:★★★★★★
暴力・恐怖表現:大量の戦闘・死
推奨年齢:13歳〜
特徴・理由:シリーズ最終章にふさわしく、生死をかけた戦いが描かれる。

戦争の描写が生々しく、倫理的なテーマも含むため、年齢制限は高め。

 

ハリーポッター映画が幼児にもたらす良い効果とは?

ハリーポッターシリーズは、内容が進むにつれて難しさや刺激が強くなる一方で、初期の作品には、幼児にもポジティブな影響を与える要素が多く含まれています。

親がしっかりとサポートしながら見せることで、以下のような良い効果も期待できます。

1. 想像力・創造力が育まれる

魔法や空飛ぶほうき、不思議な動物たちが登場するハリーポッターの世界は、子どもたちの「想像の翼」を大きく広げてくれます。

ごっこ遊びや創造的な発言・表現力も豊かになります。

2. 言葉・読書への関心が高まる

ハリーポッターをきっかけに、セリフや物語に興味を持ち、本や絵本への関心が高まることがあります。

語彙力の向上や表現力の育成にもつながります。

3. 登場人物への共感力が育つ

友情や勇気をテーマにしたシーンが多く、子どもたちが登場人物に感情移入しやすくなります。

共感力や他者理解の土台を育てる良い機会になります。

4. 親子の会話が増える

親の楽しめる内容なので、「どのシーンが好き?」「怖くなかった?」など、映画をきっかけに親子の会話が自然に生まれます。

作品を通して親子の時間が深まります。

まとめ:年齢に合った観賞で楽しいハリーポッター体験を

5歳の娘は既に『謎のプリンス』まで見ていて、「次を見たい!!」と要求しているのですが、一旦ここでストップしようと思っています。

 

お子さんの年齢や感受性に合わせて、第3作以降は大人と一緒に観賞するか、数年後に改めて挑戦するのが理想的かなと思います。

 

ハリーポッターは幼児にとっても多くの学びと良い刺激を与えてくれる映画です。

想像力や共感力、言葉への関心を育てるだけでなく、親子の絆を深めるツールとしても役立ちます。

お子さんと一緒に映画を観る時間は、成長の瞬間に立ち会える貴重なひとときです。

ぜひ、楽しい魔法の世界を親子で共有してみてはいかがでしょうか!

 

 
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