- 紀伊國屋が2025年の児童書・絵本ベスト10を発表!
- 🥇 第1位『クジラがしんだら』
- 🥈 第2位『トドにおとどけ』
- 🥉 第3位『わすれていいから』
- 👻 第4位『もののけしょくどう うらめしや』
- 🥒 第5位『うちのピーマン』
- 🍞 第6位『パンどろぼうとりんごかめん』
- 🔥 第7位『火の鳥 いのちの物語』
- 🦁 第8位『ライオンのくにのネズミ』
- 💼 第9位『おしごとそうだんセンター』
- 🍠 第10位『わかったさんのスイートポテト』
- 📚 まとめ:大人も楽しめる児童書・絵本
紀伊國屋が2025年の児童書・絵本ベスト10を発表!
「キノベス!キッズ2025」
紀伊國屋書店を訪れた際、「キノベス!キッズ2025」のランキングが店頭に掲示されていました。
この賞は、紀伊國屋書店のスタッフが「本当におすすめしたい!」と思う児童書・絵本を厳選し、ベスト10を決定するもの。
どの作品も魅力的で、思わず大人買いしたくなりました。
「キノベス!キッズ」は2022年にスタートし、今年で4回目。
選考委員16名が、全国の店舗から寄せられた推薦コメントをもとに、話題作から隠れた名作まで幅広く選び抜きます。
新人作家の作品や、埋もれがちな新刊にも光を当てることを目的としているのが特徴。
さっそく、2025年のキノベス!キッズ 児童書・絵本ベスト10に選ばれた本を紹介します!
🥇 第1位『クジラがしんだら』
📖 江口絵理(文)/かわさきしゅんいち(絵)/藤原義弘(監修)/童心社
海を悠々と泳ぐクジラ。
しかし、クジラもいつかは命を終えます。
その後、その体はどうなるのか?
そこには、海洋生物たちが生きるための壮大な「いのちの循環」がありました。
本書は、クジラの死を通して、自然界の命のつながりを描いた作品。
豊かなイラストと、科学的な視点が融合し、子どもから大人まで考えさせられる内容になっています。
子どもたちにとって「死」を考えることは難しいテーマですが、
この絵本は悲しみだけではなく、新たな命へとつながる自然界の仕組みを分かりやすく伝えてくれます。
親子で一緒に読んで、命の大切さについて話し合うきっかけになりそうです。
🌟 ここがポイント!
✔ 海洋生物の世界をリアルに描く
✔ 命の循環をわかりやすく学べる
✔ 壮大なスケールのストーリー
🥈 第2位『トドにおとどけ』
📖 大塚健太(作)/かのうかりん(絵)/パイ インターナショナル
ユニークなタイトルと可愛らしいイラストが目を引く『トドにおとどけ』が2位にランクイン。
トドが何かを「おとどけ」するお話のようですが、一体何を届けるのか…?
ユーモアたっぷりのストーリーと愛嬌のあるキャラクターが魅力で、親子でクスッと笑えること間違いなしの作品です。
🥉 第3位『わすれていいから』
📖 大森裕子/KADOKAWA
「大切なことを忘れたくない」でも「忘れてもいいんだよ」
そんな気持ちに寄り添う1冊。
何かを忘れることに不安を感じる子どもたちへ、優しく語りかけるような作品です。
「忘れることは悪いことではない」と気づかせてくれるこの絵本は、子どもだけでなく、大人の心にも響きそうです。
👻 第4位『もののけしょくどう うらめしや』
📖 たにむらのりあき/福音館書店
妖怪たちが営む不思議な食堂が舞台の、ちょっぴり怖くて楽しいお話。
ちょっぴり怖くて、だけどユーモラスな「もののけ」たちが登場します。
子どもたちが大好きな「もののけ」の世界を描いた絵本で、夜に読むとドキドキすること間違いなし!
「妖怪好き」なお子さんにはたまらない一冊です。
子どもたちの想像力をかきたてる、不思議な世界が広がっています。
🥒 第5位『うちのピーマン』
📖 川之上英子・健(文)/柴田ケイコ(絵)/アリス館
「ピーマンが嫌い!」
という子どもは多いですが、この本を読めばピーマンへの印象が変わるかも?
食べ物への興味を引き出し、野菜が育つ過程の大切さを伝えてくれる作品です。
🍞 第6位『パンどろぼうとりんごかめん』
📖 柴田ケイコ/KADOKAWA
「パンどろぼう」シリーズ最新作!
今回の対決相手は「りんごかめん」。
ユーモアたっぷりの展開で、親子で笑いながら読める一冊。
シリーズのファンはもちろん、初めて読む人にもおすすめの作品です。
🔥 第7位『火の鳥 いのちの物語』
📖 手塚治虫(原作)/鈴木まもる(文・絵)/金の星社
不朽の名作『火の鳥』が、子ども向けにアレンジされて登場!
壮大な生命の物語を、やさしい言葉と美しいイラストで表現しています。
「いのちとは何か?」をテーマに、未来へとつながるメッセージを届ける感動の物語。
大人も一緒に読んで楽しめる作品です。
🦁 第8位『ライオンのくにのネズミ』
📖 さかとくみ雪/中央公論新社
大きなライオンと小さなネズミの心温まる物語。
寓話のような展開で、読む人の心に優しく響きます。
💼 第9位『おしごとそうだんセンター』
📖 ヨシタケシンスケ/集英社
「おしごとってなに?」
子どもが抱く素朴な疑問を、ユーモラスなイラストとともに考える一冊。
将来の夢について親子で話すきっかけにもなりそうです!
🍠 第10位『わかったさんのスイートポテト』
📖 寺村輝夫(原案)/永井郁子(作・絵)/あかね書房
「わかったさん」シリーズの最新作!
お菓子作りのワクワク感が詰まった、楽しいお話。
読んだらスイートポテトを作りたくなること間違いなし!
📚 まとめ:大人も楽しめる児童書・絵本
魅力的な作品ばかり!
今年の「キノベス!キッズ2025」は、どれも魅力的な作品ばかりです。
児童書や絵本は子ども向けのものと思われがちですが、大人が読んでも心に響くものが多くあります。
「子どもに読み聞かせたい」
「自分が気になる」
「プレゼントにしたい」
など・・気になった本があればぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。