- 企業の総合職で働くワーママ
- 日・英・中のマルチリンガル
- 海外渡航歴20カ国以上
- 海外大学院 修士号
子育てしながら管理職って実際どう?
ワーママのリアルな体験談
「子育て中に管理職なんて無理…」「昇進したいけど家庭との両立が不安…」
そんなふうに思っていませんか?
実際、私も同じように悩んでいました。
ですが今、管理職として働く中で感じたやりがいも、乗り越えた苦しさも、すべてがかけがえのない経験になっています。
この記事では、実際にワーママとして管理職を経験した私のリアルな体験談をもとに、
- 管理職のやりがい
- 子育てとの両立の難しさ
- 続けるために意識したこと
を具体的にお伝えします。
\子育てしながらのキャリアアップ、他にも気になる記事はこちら/
- 子育てしながら管理職って実際どう?
- 管理職のやりがいとは?子育てママが感じた3つの魅力
- 30代ワーママ、管理職の苦悩とは?
- 30代、キャリアを諦めなかったからこそ、得られたもの
- まとめ:子育てと管理職、どちらも自分に必要なチャレンジだった
管理職のやりがいとは?子育てママが感じた3つの魅力
1. 事業を俯瞰的に見られるようになった
プレイヤーだった頃は、目の前の業務に集中していればよかったのですが、管理職になると、事業全体をどう動かすか、どう成長させるかという視点が必要になります。
これに最初は戸惑いましたが、全体像を捉える力がつくと、仕事の面白さが一段と増しました。
業績の数字を見る力、部署間の連携の重要性、経営層の視点――こうした要素を日々意識するようになったことで、自分自身のビジネススキルが一気に広がっていくのを感じました。
2. 自分の判断が事業に影響するという手応え
チームの方向性や意思決定に関わる立場になり、自分の一言が人や数字に影響する――これは緊張感もありますが、大きなやりがいを感じました。
結果が出た時には、達成感がありました。
もちろん、意思決定にはプレッシャーが伴いますが、考え抜いた選択が成果につながった時の喜びは格別です。
上司から「よくやったね」と言われた時、チームから「やりやすくなりました」と言われた時、その瞬間瞬間が自信になりました。
以下のブログでM&A・新規事業系の分野でおすすめの本を紹介しています。
3. 多くの人と関わりながら、支え合って働ける
メンバー、他部署、経営陣など、関わる人の幅が広がることで、「一人で抱え込まなくてもいい」と実感できたことも大きな学びでした。
信頼関係を築くことで、助けを求める力も育ちました。
また、他部署や他チームのマネージャーと連携して課題に取り組む中で、「自分のチームだけが頑張るのではなく、会社全体で成果を出す」視点を持てるようになりました。
このようなやりがいは、仕事への自信につながり、結果的に子育ての活力にもなりました。
「仕事を通して成長できている」と感じられたことが、私の心の支えになっていたのです。
30代ワーママ、管理職の苦悩とは?
管理職の責任が子育てに与える影響
とはいえ、管理職としての「責任」が重くなる分、「心身への負担」も大きくなりました。
仕事中は常に気を張り、何かあれば即時対応。
事業の数字を背負っているプレッシャー。日々のトラブル。。
そんな緊張状態が続いた後、保育園へお迎えに行き、子どもと過ごす時間になると、正直どっと疲れが出てしまうことがありました。
保育園の保護者面談で、「お母さん顔がこわばっています」と言われたことも・・。
「まま、遊んでー!」と無邪気に笑う子どもに、「今はちょっと…」と反応する自分がつらかったです。
子育てが好きなのに、余裕がなくて笑顔になれない。
そんなジレンマに悩んだことも数えきれません。
働きすぎ?罪悪感との向き合い方
管理職という立場になると、どうしても仕事優先の場面が増えます。
保育園帰りにも公園に行きたい、もっと一緒に遊んでほしい、体調が悪いという時に子供を最優先にできない「申し訳なさ」。
でも、少しずつ完璧な母親ではなくても、「自分なりのベストを尽くしていることに胸を張っていい」と思えるようになったのです。
自分が仕事で成長している姿を子どもに見せることも、ひとつの教育なのかもしれません。
子どもにとっての「働くってこういうこと」を、リアルに感じ取ってもらえることも、ある意味では貴重な経験だと思えるようになりました。
実際に行っている夫との育児・家事分担や工夫について、以下のブログにまとめています!
便利な時短アイテムについて、以下のブログにまとめています!
30代、キャリアを諦めなかったからこそ、得られたもの
母親であり社会人である
それでも私が管理職の道を選び、キャリアを歩むことを諦めなかったのは、「仕事を通して自分を生かしたい」という気持ちがあったからです。
誰かの期待に応えるだけではなく、自分の意志で働き、自分の選択を積み重ねたという実感。
それが私にとって、人生を豊かにしてくれるものでした。
育児とキャリアの間で揺れながらも、キャリアの挑戦を選んだことで、仕事の幅が広がり、ママ友とはまた違うネットワークも築けました。
これも、管理職として働いたからこそ得られた財産です。
まとめ:子育てと管理職、どちらも自分に必要なチャレンジだった
子育ても、キャリアも、どちらも一筋縄ではいきません。
でも、管理職として働きながら子育てをすることで得られた「成長実感」や「自信」「他者とのつながり」は、私にとってかけがえのない財産になりました。
悩みながらでも前に進もうとしている方が、自分らしいキャリアの形を、子どもと一緒に作っていけますように。