はなしのブログ

海外大学院卒 & 渡航歴約20カ国。育児とキャリアの備忘録

「自分で頑張る力」を育てるには?5歳児が雲梯に挑戦して学んだこと

「自分で頑張る力」を育てるには?5歳児が雲梯に挑戦して学んだこと

「自分で頑張る力」を育てるには?5歳児が雲梯に挑戦して学んだこと
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「自分で頑張る力」を育てるには?5歳児が雲梯に挑戦して学んだこと

はじめに|「自分で頑張る力」を育てたい理由

子どもには、誰かに言われたからではなく、「自分でやってみよう」と思える力を少しずつ育んでほしい。

そんな思いで、子育てをしてきました。

 

今の時代、情報も物もあふれていて、大人が先回りして助けてあげた方が早くて簡単なこともたくさんあります。

でも、それでは“やってもらうこと”に慣れてしまい、自ら工夫したり、失敗を乗り越えたりする力が育ちにくいのではないか。

そんな気持ちが、ありました。

 

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だからこそ、娘が「自分で頑張る力」を身につけてくれたら嬉しいなと願い、小さな成功体験や挑戦の機会を作っていけたらと思ってきました。

 

そして5歳になった今、その努力が少しずつ実を結びはじめているように感じています。

そう感じた出来事が、娘が挑戦した“雲梯(うんてい)”でした。

自分で頑張るきっかけは雲梯

5歳児が自ら挑戦しようと決めた経験

雲梯との出会いは、近くの公園でした。

遊具の中でも娘は雲梯をじっと見つめるだけでした。

しかし、体操教室で鉄棒をしていて、なんとなく似ているから?次第に興味が湧いていた様子。

 

手が痛い、すぐ落ちてしまう、うまくいかない——そんな悔しさを何度も味わいながらも、娘はあきらめませんでした。

 

「やってみたい」「できるようになりたい」という気持ちが、確かに彼女の中に芽生えていたようです。

 

毎日のように公園に通い、最初は一段、次は二段……と、少しずつできるようになっていきました。

 

手には小さな豆ができて、それが潰れて痛がることもありましたが、それでも「今日はいくついけるかな?」と楽しみながら挑戦を続けていました。

 

「自分で頑張る力」を育てるには?5歳児が雲梯に挑戦して学んだこと

「自分で頑張る力」を育てるには?5歳児が雲梯に挑戦して学んだこと

 

5歳児の挑戦 | 毎日公園に通う

「できるまで頑張る」姿に学ぶこと

娘の姿に感動したのは、「もういいよ」「今日はやめようか」と私が言っても、「まだやりたい」「あと1回だけ」と粘り強く練習を続けていた日々です。

 

大袈裟かもしれませんが、自分なりに課題を見つけて、試行錯誤しながら乗り越えようとする力を感じました。

 

家に帰ってからも、「どうやったらもっと遠くまで行けるかな」と考えたり、腕の動きを確認したりと、自主的に“練習”を続けていました。

 

ある日、とうとう一番端まで渡りきることができました。

その瞬間、娘は「できたー!!!」と満面の笑顔。

私は思わず胸がいっぱいになりました。

 

誰に言われたわけでもなく、

自分で「やりたい」と思い、「できるようになりたい」と願い、

「あきらめない」で挑戦し続けた姿。

 

それこそが、私が育ってくれたらいいなと願っていた「自分で頑張る力」だったと感じました。

 

5歳児の「頑張る力」のきっかけは体操

体操教室が育てた自信

振り返ってみると、この雲梯への挑戦には、きっかけありました。

それが、4歳から娘が通っている体操教室です。

 

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一人だけ、私から離れられず泣いていた体験レッスン。

本格的に通い始め、鉄棒や跳び箱、マット運動への挑戦。

できない日々を乗り越え、最年少の進級。

「練習」が実を結ぶと感じた経験。

 

先生たちが「できたところ」をしっかり褒めてくださることで、運動を少しずつ好きになっていきました。

 

「楽しい!」「もっとやってみたい!」という気持ちは、子どもにとって大きな原動力になります。

 

娘にとっては、“運動”がまさにその原動力だったのかもしれません。

 

体操教室で得た「やればできるかも」という小さな自信が、公園での雲梯への挑戦につながったのだと思います。

 

「好きなことを見つけて、そこにとことん向き合える環境を用意する」ことが、子どもの頑張る力を育てるひとつのきっかけになるのではないか——今はそんなふうに感じています。

 

好きを後押しするために、狭い家に鉄棒とトランポリンもあります!

 

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親ができるサポートとは?「自分で頑張る子」を育てるために

子どもが「自分で頑張る力」を育むために、親としてどのような関わり方ができるか、私なりに感じていることをいくつかまとめてみました。

1. 子どもの「やりたい」を尊重する

大人の目から見れば、「そんなことできるわけない」と思うことも、子どもにとっては大切な挑戦。

 

娘の雲梯も最初は無理そうに思えましたが、あえて止めずに見守ることで、自分のペースで挑戦することができました。

 

ジャンルは違いますが、子供の興味はできる限り後押しするようにしています。

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2. 成果より“過程”を認める

「できたね!」という声かけももちろん大切ですが、

「練習頑張ってたね」

「諦めないで毎日続けていたね」

と過程を褒めることで、努力そのものに価値を感じるようになる気がします。

3. 好きなことにとことん付き合う

子どもの「好き」は、成長の大きな種です。

娘の運動好きにとことん付き合って、体操教室や公園遊びを一緒に楽しんできたことで、自然と自信や挑戦心が育っていったように感じています。

 

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おわりに|「できた!」の笑顔が教えてくれたこと

「できた!」と喜ぶ娘の笑顔には、努力の積み重ねと、自分自身で乗り越えたという誇りを感じました。

その姿を見て、私は改めて「子どもの可能性は、信じて見守ることで大きく育つのだ」と実感しました。

大人が何でも先回りせず、子ども自身の“頑張る力”を信じて寄り添うこと。

 

私自身もまだまだ試行錯誤の毎日ですが、これからも、子どもが自分で考え、挑戦し、乗り越えていけるような環境と関わり方を意識していけたらと思っています。

 

 

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