はなしのブログ

海外大学院卒 & 渡航歴約20カ国。育児とキャリアの備忘録

3歳・4歳・5歳の子どもの絵の具遊びの特徴と効果

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3歳・4歳・5歳の絵の具遊びの特徴と効果

創造力や感覚を刺激する楽しい遊び

子どもにとって絵の具遊びは、創造力や感覚を刺激する楽しい遊びです。

3歳、4歳、5歳の幼児期では、年齢によって楽しみ方や成長の仕方が異なります。

 

本記事では、子供の絵の具遊びを振り返りつつ、それぞれの年齢の特徴と、絵の具遊びがもたらす効果についてまとめました。

 

3歳:絵の具を使うこと自体を楽しむ時期

3歳の絵の具遊びの特徴

3歳児は、「絵の具そのものを楽しむ」時期だと思います。

筆やスポンジも使いますが、手や指を直接使って描くことを好むことが多いです。

色を混ぜることや、紙の上に自由に塗ること自体が楽しく、具体的な形を描くよりも「遊ぶ」ことに夢中になります。

 

色を混ぜることを楽しむ3歳

色を混ぜることを楽しむ3歳

絵の具を楽しむ3歳

手を使って絵の具を楽しむ3歳

 

3歳の絵の具遊びの効果

  • 感覚遊び:手や指で触れることで、感触や温度、粘り気を感じることができ、感覚統合の発達を促す

  • 色彩感覚の発達:色を混ぜることで、新しい色が生まれることを発見し、色彩への興味が広がる

  • 情緒の安定:絵の具遊びにはリラックス効果があり、ストレス発散にもなる

3歳におすすめの絵の具遊び

  • 手形スタンプや指でなぞる遊び

  • 大きな紙の上に自由に塗る「ダイナミックペインティング」

  • 色を混ぜて変化を楽しむ遊び

 

4歳:表現が広がる時期

4歳の絵の具遊びの特徴

4歳になると、指先の器用さが増し、筆やスポンジを使うことができるようになります。

また、偶然できた形を「〇〇に見える!」と発想を膨らませたり、何かを描こうとする意欲が見られるようになります。

ストーリーを作ったり、何か特定のものを描こうとすることもあります。

 

4歳の絵の具遊び

4歳の絵の具遊び テーマは「公園」

 

4歳の絵の具遊びの効果

  • 想像力・創造力の発達:偶然できた形から新しい発想を生み出し、自由な創作活動が広がります。

  • 手先の器用さの向上:筆を使うことで、細かい動作が鍛えられます。

  • 自己表現の強化:自分の気持ちを色や形で表現することで、表現力が高まります。

4歳のおすすめの遊び方

  • 筆やスポンジを使った塗り絵や模様描き

  • テーマを意識したお絵描き

 

5歳:目的を持った創作ができる時期

5歳の絵の具遊びの特徴:イメージを形にしたい時期

5歳になると、より具体的な絵を描こうとする意識が芽生えます。

人や動物、風景など、イメージを形にしようとする力が強くなります。

また、筆の持ち方や力の加減も上手になり、細かい部分まで工夫して描くようになります。

 

5歳の絵の具 テーマは「地球」

5歳の絵の具 テーマは「地球」

 

5歳、工作遊びと絵の具遊びを融合

5歳くらいから、紙だけでなく立体の絵の具も楽しむようになりました。

段ボールやティッシュ箱、その他の空いたケースを使って工作をし、その上に絵の具を塗って、創作を楽しんでいます。

 

まず、材料を並べて「今日は何を作ろうか?」と観察。

大きな段ボールはお城に、ティッシュ箱は隠れ家に変身します。

 

「ここに窓をつけよう!」「これは秘密の道してみる?」と、手を動かしながらアイデアを膨らませていく時間は、とても楽しそうです。

 

形ができたら、次は絵の具で自由に彩ります。

 

筆を使ったり、スポンジでポンポンと色をのせたり、時には指で直接塗ったりして、思い思いの模様をつけていきます。

 

「この色、きれい!」

「ここには何色にしよう!」

と、塗るたびにワクワクが広がり、作品がどんどん個性的に仕上がっていきました。

完成したら、ごっこ遊びのはじまり。

 

「ここが入口ね!」「ここに人が住んでるよ!」と物語が生まれ、作ったものでさらに遊びが広がります。

 

工作と絵の具の組み合わせは、子どもの想像力を無限に引き出し、作る楽しさと表現する喜びを存分に味わう素敵な時間になっています。

 

5歳工作と絵の具遊び

5歳工作と絵の具遊び

工作と塗り絵を組み合わせて遊ぶ

工作と塗り絵を組み合わせて遊ぶ

🎨 物作り×塗り絵のメリット

創造力を伸ばせる

 🖌 塗り絵だけでなく、自分で形を作る要素が加わることで、自由な発想が広がる。

手指の発達を促せる

 🖌 色を塗る・紙を折る・切る・貼るなど、いろんな動作をすることで、手先の器用さが育つ

集中力がつく

 🖌 物作りには「どんな色にしよう?」「どんな形にしよう?」と考える工程があるので、自然と集中力が高まる

論理的思考が身につく

 🖌 「このパーツをどこに貼ればいいかな?」「この色はどんな風に見えるかな?」と考えることで、試行錯誤しながら作る力がつく。

5歳、お出かけの「思い出」を作品にする

遊園地を再現

遊園地に行った次の日、子どもと一緒に、その楽しい思い出を形にしようと、工作と絵の具を使って遊園地を再現して遊びました。

 

まず、大きな紙を広げて、遊園地を思い出すことからスタート。

前日の体験を思い出しながら、カラフルな絵の具で再現していきました。

アトラクションや施設を立体的に作ることでさらに楽しさが増しました。

「ここでアイスクリームを食べたよね!」

「あの乗り物はちょっと怖かったけど楽しかった!」

と、作りながら遊園地での思い出話も尽きませんでした。

 

ミニチュア遊園地が完成

こうして、遊園地でのワクワクが詰まった手作りミニチュアパークが完成!

まるで昨日の冒険が続いているようで、何度も眺めたり、動かして遊んだりしながら、夢中になって楽しみました。

 

遊園地をテーマにした工作と絵の具遊び

遊園地をテーマにした工作と絵の具遊び



5歳の絵の具遊び

5歳の絵の具遊び

 

 

5歳の絵の具遊びの効果

  • 計画性・構成力の向上:何を描きたいか考え、順序立てて描く力が育つ

  • 観察力の向上:周りのものをよく見て、特徴をとらえて描こうとする力がつく

おすすめの遊び方

  • テーマを決めたお絵描き(「今日の楽しかったことを描こう」など)

  • ストーリー性のある絵本風の絵を描く

  • 立体的な作品作り(段ボールや紙コップと絵の具を組み合わせた工作)

 

おすすめの絵の具

我が家では、定番の「ぺんてる」や「サクラクレパス」の絵の具を使っています!

 

 

まとめ

絵の具遊びは、3歳、4歳、5歳それぞれの発達段階に応じた遊び方があり、子どもにとって大切な学びの機会となります。

 

3歳頃の子どもは、手のひらや指を使って大胆に色を広げたり、偶然できた模様を楽しんだりしながら、絵の具の感触そのものを味わいます。

色が混ざる様子を観察することで、視覚や触覚を通じた気づきが生まれます。

 

4歳になると、少しずつ筆やスポンジなどの道具を使い分けるようになり、「自分で思い描いた形」を表現しようとする姿が見られます。

 

まだ具体的な絵にならなくても、「ぐるぐる描くのが楽しい」「この色をたくさん使いたい」など、自分なりのこだわりが生まれ始める時期です。

 

5歳になると、ストーリー性のある絵を描こうとしたり、描いたものを言葉で説明したりすることが増えてきます。

 

自分の気持ちや経験を絵に込めることで、表現する喜びを味わい、さらに創造力を広げていくようになります。

 

このように、絵の具遊びは年齢ごとに異なる成長のプロセスを支える大切な体験ですが、大人の関わり方によって、子どもの意欲や楽しさが大きく変わると思います。

「何を描いたの?」と尋ねると、子どもは「うまく説明しなきゃ」と感じてしまうこともあります。

 

それよりも、「この色、きれいだね」「楽しそうに描いてるね」と声をかけることで、「自分の表現をそのまま受け止めてもらえた」と安心し、より意欲的に創作を楽しめるようになるのではないかと思っています。

 

大切なのは、子どもの「やってみたい!」という気持ちを尊重し、一緒に絵の具の世界を楽しむこと。

引き続き楽しんでいきたいと思います!

ご覧いただきありがとうございました!

 

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