
小学校入学前に身につけておきたい10のこと|学校生活編
小学校入学は、子どもにとっても親にとっても大きな節目。
「ちゃんとやっていけるかな?」「どこまで自分でできれば安心?」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、入学までに身につけておくと安心な10のポイントを「学校生活編」としてご紹介します。
入学準備の参考に、ぜひお役立てください。
- 小学校入学前に身につけておきたい10のこと|学校生活編
- 朝の支度を自分でできるように
- 朝の支度に役たつ!おすすめ目覚まし時計&身支度サポートグッズ
- 朝の身支度がスムーズに!視覚でわかるチェックボード
- 朝の準備コーナーをつくる!収納ラック・支度ラック
- 時計を見て行動する習慣|“時間の感覚”は小学校生活のカギ
- トイレに行くタイミングをつかむ|小学校の“静かなお悩み”を防ぐために
- 椅子に座って話を聞く習慣|“聞く力”はすべての学びの土台
- 手を挙げて発言できるようになる|“自信”と“経験”がカギ
- 小学校生活で必須!「持ち物管理を自分で管理する力」
- 靴や服の着脱がスムーズにできる
- 相手の話を最後まで聞ける
- 給食のマナーを知っている
- 「困ったときに先生に伝えられる」
- おわりに|“全部できてなくてOK”が合言葉
朝の支度を自分でできるように
1. 親の手を少しずつ手放す練習を
小学校に入ると、「朝の時間に自分で動けること」がとても大切になります。
保育園や幼稚園までは、「あと10分で出るよ~」「着替え持ってきて~」と親が主導で動いていたかもしれません。
でも小学校では、子ども自身が動かないと登校に間に合いません。
そこで入学前には、「朝の支度の流れを自分でこなせる力」を少しずつ育てておきましょう。
朝の支度チェックリスト(目安)
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自分で起きる(目覚まし時計を使う練習も◎)
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パジャマから制服・私服に着替える
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顔を洗って、タオルで拭く
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朝ごはんを食べる(苦手なものは無理せず)
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歯を磨く
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ランドセルや持ち物をそろえる
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上着や靴をはいて、時間を見て出発!
この流れを「自分の力でこなせる」ようにするのが目標です。
親ができる工夫と声かけ
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「次は何するんだったかな?」と問いかけて、思い出す力を促す
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イラストや写真で「朝のやることボード」を作ると、見える化で行動しやすい
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完璧を求めすぎず、“1人でやろうとしたこと”を褒める
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時間がない日は、「○分だけママと一緒にやろう」と部分的な手助けにとどめる
朝の支度がスムーズになる3つのこと
① 前日の夜に準備を終わらせる習慣
→ ランドセルの中身チェック、翌日の服選びなどは夜に済ませておくと朝のバタバタが軽減します。
② 早寝を意識すること
→ 眠いと動けません…。起床が定まらない時は、寝る時間の見直しが大きなカギに。
③「自分でやると気持ちいい!」体験を増やすこと
→ 「全部一人でできた!」という達成感は、次の日のやる気につながります。
朝の支度に役たつ!おすすめ目覚まし時計&身支度サポートグッズ
「朝、自分で起きるのはまだ難しそう…」
「着替えや準備がスムーズにいかない…」
そんな時におすすめなのが、“子どもが自分でやりたくなる”工夫を取り入れたアイテムです。
ここでは、実際に口コミ評価の高いおすすめグッズを厳選してご紹介します。
1. 子ども用目覚まし時計|寝坊防止の第一歩!
🕒 【セイコー 目覚まし時計 KR886W】
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音が優しくもはっきり聞こえる
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秒針の音がしないスイープ式で寝室でも安心
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見やすい文字盤で時計の読み方練習にも◎
セイコークロック | おしゃべりシリーズ
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「起きて〜!」とキャラクター元気に声かけ
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時計を見るのが楽しくなるデザイン
朝の身支度がスムーズに!視覚でわかるチェックボード
朝の支度をみえる化
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イラストと文字で「やること」が一目でわかる
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マグネット式で楽しく身支度
朝の準備コーナーをつくる!収納ラック・支度ラック
🎒【山善 キッズ収納 ランドセルラック】
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ランドセル・教科書・体操服などを一箇所にまとめられる
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自分で準備・片づけしやすい構造
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色味もインテリアになじむ木目調デザイン
時計を見て行動する習慣|“時間の感覚”は小学校生活のカギ
小学校に入ると、「○時○分までに登校」「○時○分から授業開始」といった時間で区切られた生活が始まります。
幼児期までは、親が声をかけて“今やること”を導いていましたが、入学後は「自分で時間を見て動く力」がとても大切になってきます。
時計を読む力と、時間を感じる力は別モノ
まず知っておきたいのは、時計を“読める”ことと、“時間を意識して動ける”ことは別だということ。
たとえば、「長い針が6になったら出発だよ」と言っても、
・針の読み方がわからない
・“6になる=あと何分”の感覚が持てない
という場合も。
だからこそ、入学前には「時計を読む力」と「時間を意識して行動する力」の両方を、遊び感覚で少しずつ育てておくのがおすすめです。
親子でできる!時間感覚を育てる工夫
⏰ ①「あと〇分」を日常の中で使う
「あと5分でごはんだよ」
「長い針が9になったら片づけよう」
というように、数字と時間の感覚をリンクさせた声かけを日常に取り入れていきましょう。
⏰ ② タイマーや砂時計を使って「見える時間」からスタート
目に見えるタイマーや砂時計は、子どもにとって“今、どれくらい残ってるか”が直感的にわかる便利アイテム。
最初は「1分」「3分」など短い単位から始めると◎。
⏰ ③ 朝の準備やお風呂で「〇分チャレンジ」
「3分でパジャマ着られるかな?」「5分でランドセル準備できるかな?」
ゲーム感覚で時間を意識する体験を積むと、自然と“時間=行動のめやす”という意識が育っていきます。
よくあるお悩み
Q. 時計を読めるようになったのに、行動にはつながらない…
→ 読めることと「次に何をすればいいか」を結びつける“スケジュール感覚”がまだ育っていないのかもしれません。
時間+行動をセットで伝える声かけを続けていくと、少しずつ定着します。
Q. 時計を見ることに興味をもってくれない…
→ 子ども用のかわいい時計やタイマーを用意したり、「○時になったら大好きな〇〇ができるよ!」という“楽しみ”と結びつけた声かけで、興味を引き出してみてください。
トイレに行くタイミングをつかむ|小学校の“静かなお悩み”を防ぐために
小学校入学後、意外と多くの子どもが戸惑うのが「トイレに行くタイミングがわからない」ということです。
保育園や幼稚園では、好きなときにトレに行けたり、先生が「行っておこうね」と声をかけてくれたりしていましたよね。
でも小学校では基本的に、自分の判断でトイレに行く必要があります。
タイミングを逃してしまうと、こんなことが起こることも……:
-
授業中に我慢してしまう
-
トイレを言い出せず失敗してしまう
-
緊張して尿意を伝えにくくなる
入学前に、“自分の体のサイン”と“適切なタイミング”をつかむ練習をしておくことで、安心して学校生活がスタートできます。
「トイレに行く習慣」をつけるための家庭でのステップ
🚽 ① 朝起きたらまずトイレへ
朝の支度の流れの中に「起きたらトイレ」を組み込みましょう。
起きたての体を整えるルーティンとしても効果的です。
🚽 ② 出かける前に“トイレに行っておく”を習慣化
「まだ行きたくない」ではなく「出かける前は念のため行っておく」という考え方を、繰り返し伝えていきます。
学校ではすぐにトイレに行けない場面も多いため、この感覚はとても大切です。
🚽 ③ 「行ってもいいタイミング」を具体的に伝える
例:
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授業前(朝の会の前)
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中休み・昼休みの前後
-
先生の説明が終わってから、静かに手を挙げて
時間や場面で区切って説明することで、子どもも「今行って大丈夫かも」と判断しやすくなります。
子どもの“つまずきポイント”と親のサポート
❌「授業中に行きたくなったけど言えない…」
→「授業中でも、静かに手を挙げて“トイレに行きたいです”って言えば大丈夫だよ」と許可されていることを伝えておくことが重要。
学校によっては、カードやジェスチャーで伝える方式もあります。事前に確認を。
❌「お友達と遊んでいて、トイレに行くのを忘れる」
→ 遊びに夢中になっても、“お腹がちょっと変かも”を気にできるよう声かけを。
「遊ぶ前にトイレに行っておくと、途中で止めなくてすむよ」という形で、メリットを伝えるのも◎。
❌「トイレが怖い・知らない場所で落ち着かない」
→ 小学校のトイレを事前に見学しておくと安心。
オープンスクールや入学説明会を利用して、どんなトイレか確認しておきましょう。
ご家庭でできる声かけ例
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「今日は学校でどのタイミングでトイレに行けた?」
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「出かける前は“今は行きたくなくても行っておく”と安心だよ」
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「お腹が“ちょっともぞもぞする”って思ったら、トイレのサインだよ」
“恥ずかしいこと”ではなく、“体の声を聞けることがかっこいい”というスタンスで伝えていくのが大切です。
椅子に座って話を聞く習慣|“聞く力”はすべての学びの土台
小学校に入ると、授業や朝の会など“静かに座って話を聞く”時間が一気に増えます。
園では自由遊びや身体を動かす活動が多かった子どもにとって、これは大きな環境の変化です。
実際、入学後につまずきやすいのが…
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授業中に立ち歩いてしまう
-
おしゃべりが止まらない
-
先生の話を最後まで聞けずに行動してしまう
といった、“座る・聞く”に関する困りごと。
これを防ぐには、入学前から「椅子に座って人の話を聞く」経験を日常に取り入れることがとても効果的です。
座って話を聞く力が育つと、こんなに変わる!
- 授業に集中できる
- 友達とのトラブルが減る(ルールを理解できる)
- 指示をしっかり聞けて行動できる
- 学習や作業がスムーズに進む
“聞く力”は、学力だけでなく人間関係や生活全体の安定にも関わる力です。
おうちでできる!「座って話を聞く」練習アイデア
🪑 1. 家庭内でも“椅子に座って話す”習慣を
食事のときや絵本タイムなど、毎日の中で「座って話を聞く」シーンを作ることが基本です。
テレビの音を消して、親子で向き合っておしゃべりするだけでも、集中力が養われます。
📖 2. 読み聞かせは“楽しい聞く経験”の宝庫!
絵本を読んであげる時間は、「じっと座って耳を傾ける」練習になります。
短いものから始めて、少しずつ“話を聞く時間”を伸ばしていくのが大切。
※ 途中で立ち上がってしまっても大丈夫!
まずは「座っていたくなるような楽しい時間」にすることが大切です。
🎨 3. 学習教材で「座って取り組む力」を無理なく育てる
【Z会 幼児コース】
🧠 特徴:思考力・表現力・探究心を育てる「考える楽しさ」に特化した教材
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紙のワーク+体験型課題(工作や実験など)の2本柱
-
問題は1日1〜2ページで短め、座る習慣に◎
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【ポピー(幼児ポピー・小学ポピー)】
🎨 特徴:やさしく・たのしく・わかりやすい!家庭学習の“はじめの一歩”に最適
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幼児でも取り組みやすいカラー豊富な紙面構成
-
ワークは1日10分ほど、毎日コツコツ続けやすい
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🎨 4. オンライン塾の検討をする
おすすめのオンライン塾の紹介を以下のブログしてしています。
👇まなぶてらす|勉強と習い事が学べる総合型オンライン家庭教師 
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“椅子に座って取り組むこと”を取り入れることで、自然と座る姿勢・集中力が育っていきます。
声かけの工夫で“聞く姿勢”がもっと身につく
ただ「ちゃんと座って!」「話を聞きなさい!」と注意するだけでは、子どもの心には届きません。
聞く姿勢を「自分のためになること」として前向きに伝える声かけが効果的です。
前向きな声かけの例
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「先生のお話を聞くと、大事なことがわかるよ」
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「〇〇ちゃんが座ってくれてると、ママすごく助かるな」
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「今は“聞く時間”。あとで“話す時間”がくるよ」
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「5分だけ静かに座っていられたら、一緒に〇〇しよう!」
時間を区切ったり、見通しを与えることで、子どもも頑張りやすくなります。
手を挙げて発言できるようになる|“自信”と“経験”がカギ
小学校の授業では、「手を挙げて発言する」という行動が、日常的に求められます。
でも入学したばかりの1年生にとっては…
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「正解じゃなかったらどうしよう」
-
「みんなの前で話すのが恥ずかしい」
-
「タイミングがわからない」
など、不安や戸惑いがつきもの。
実際、先生のお話をしっかり聞いていても、手を挙げられない子は少なくありません。
だからこそ、「話すのが楽しい!」「伝えるって気持ちいい!」という気持ちを、家庭の中で育ててあげることが大切です。
おうちでできる!「発言力」を育てる3つの工夫
🎤 1. 家庭の会話で「聞いてもらえる経験」を増やす
日常の中で、お子さんの話をしっかり目を見て聞いてあげることが、発言への自信につながります。
✅ 「今日楽しかったことある?」
✅ 「どう思った?」「ママはこう思ったけど、〇〇ちゃんは?」
✅ 「教えてくれてありがとう、なるほど~!」
→ 大人が反応を返すことで、「話すって楽しい」と感じられます。
💬 2. 「発表ごっこ」で、話す体験を増やす
例えばこんな遊びが効果的!
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お気に入りの絵本を“読み聞かせ先生”になって紹介
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朝食後に「今日のやること発表!」
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ブロック作品を作ったら「工夫ポイントをプレゼン」
→ 人前で話す練習になりますし、遊びの中でやることでハードルがぐっと下がります。
🌱 3. 間違ってもOK!の空気づくりがカギ
手を挙げて発言するのをためらう一番の理由は、「間違えたら恥ずかしい」という気持ちです。
家庭では次のような声かけで、「失敗しても大丈夫!」という安心感を育ててあげましょう。
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「当たってるかより、“考えたこと”が大事だよ」
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「わからないことに気づくのもすごいこと!」
-
「間違えたらチャンス!先生がもっと詳しく教えてくれるよ」
→ 発言の目的は「正解を言うこと」ではなく、「考えを伝えること」だと伝えてあげるのがポイントです。
小学校生活で必須!「持ち物管理を自分で管理する力」
小学校に入ると、毎日の持ち物は自分で準備し、自分で管理するのが基本。
でも幼児期には、ついつい大人が先回りして準備してしまうことも多いですよね。
だからこそ、入学前の段階から“自分の持ち物を自分で管理する習慣”を少しずつ身につけておくことが大切です。
小学生になると「持ち物の責任」は子どもに
小学校で求められる基本的な力:
-
持ち物を前日または当日の朝にそろえる
-
忘れ物をしない
-
汚れたもの・使ったものを持ち帰る
-
紙類や連絡帳を親に渡す
-
道具をきちんとしまう・名前を確認する
これらすべてを、保護者が代わりにやるわけにはいきません。
“自分のことは自分でする”という意識を、日々の生活の中で自然と育てておくことが重要です。
入学前にできる!持ち物管理の習慣づけ 5ステップ
✅ 1. 「おしたくリスト」を使って自分でチェックさせる
絵や写真付きの**「朝の支度表/持ち物リスト」**を用意して、
子ども自身に準備させましょう。
たとえば:
📌 きょうのもちもの:
☐ ハンカチ
☐ ティッシュ
☐ 水とう
☐ 連絡袋
☐ 名札
→ 視覚的にチェックできると、「自分で用意する」ことが明確に。
2. 定位置を決めて“自分で戻す習慣”をつくる
ランドセル、体操服、給食袋などは、「ここにしまう」場所を決めて習慣化を。
収納はできるだけ“子どもの手の届く高さ”に。
「片付けやすい=続けやすい」です。
3. 忘れ物をしたら「一緒に見直す」ことを習慣に
忘れ物をしてしまったときは、叱るのではなく
「どうすれば次から忘れないかな?」と一緒に振り返る時間を。
- 前日の夜にチェックする?
- 玄関に貼るリストを増やす?
- 明日の準備を“自分でやった”日にシールを貼る?
→ 自分で気づき、自分で考えて改善できるよう促すのがポイントです。
4. 名前を確認する習慣も◎
学校生活では、「持ち物に名前を書く」が大前提。
子ども自身が“自分の名前が書いてあるかを確認する”癖をつけておくと、
落とし物や取り違い防止にもなります。
持ち物管理にこんなアイテムがあると便利!
- 【おしたくボード】
→ マグネット式やホワイトボードタイプなど、視覚的にわかりやすいものが◎
👉「朝のおしたくボード」などで検索!リンク -
【お名前シール・タグ】
→ 自分のマークやイラスト付きだと、お子さんも認識しやすいです
👉「防水・アイロン不要・かわいいデザイン」タイプがおすすめリンク -
【プリント収納ファイル】
→ 連絡袋とは別に、“おうちに渡すものをまとめる定位置”があると整理しやすいリンク
持ち物管理は「自立」の第一歩
最初から完璧にできる必要はありません。
大切なのは、「自分のことを自分で管理する」練習を毎日ちょっとずつ繰り返すこと。
毎朝「何を持っていく?」「準備できた?」と声をかける時間が、
お子さんの自信と成長につながっていきます。
靴や服の着脱がスムーズにできる
体育の着替え、上履きの履き替えなど、小学校では“身の回りのこと”を自分でこなす力が必要です。
特にボタン・ファスナー・靴ひもなど、日常でよく使うものを一人で扱えるかをチェックしておくと安心です。
相手の話を最後まで聞ける
人の話を最後まで聞くことは、授業だけでなく友だちとの関係にも影響します。
テレビや絵本の読み聞かせなどを活用して、「じっくり聞く時間」を意識的につくるのもおすすめです。
給食のマナーを知っている
食事の姿勢、食器の持ち方、配膳や片づけなど、家庭でのマナーがそのまま学校でも役立ちます。
苦手な食べ物に挑戦する“心の準備”も、入学前の大切なステップ。
「まずは一口だけ頑張ってみようね」と、プレッシャーをかけすぎずに声かけしてみましょう。
もちろんです。「困ったときに先生に伝えられる」という力は、小学校生活を安心して送るためにとても大切です。以下に、家庭でどのようにその力を育てていけるかを詳しくブログ記事形式でまとめました。
「困ったときに先生に伝えられる」
小学校に入学すると、親がそばにいない時間が長くなります。
そんなときに大切なのが、「困ったことを自分の言葉で先生に伝えられる力」です。
お友達とのトラブル、持ち物の紛失、体調不良など……。
子ども自身が伝えられないと、周りの大人が気づけないまま困りごとが長引いてしまうことも。
子どもが先生に伝えられない理由は?
実は、「困っているのに先生に言えない子」はとても多いです。
理由としては:
-
緊張して声が出ない
-
どうやって言えばいいかわからない
-
「こんなことで言ったら迷惑かも」と思ってしまう
-
先生に話しかけるタイミングがわからない
→ つまり、“伝える力”は自然に身につくものではなく、練習が必要なスキルなのです。
家庭でできる!「伝える力」の育て方5ステップ
1. 日常会話で「気持ちの言語化」を促す
例えば、
「何か困ったことある?」
「いやだったら“いや”って言っていいんだよ」
「どんなふうに思ったの?」
など、子どもが自分の気持ちや困りごとを言葉にする練習を、家庭の中で少しずつ。
2. “先生役ごっこ”で伝える練習を
「先生ごっこ」「学校ごっこ」を取り入れて、
おうちの人が“先生役”、子どもが“生徒役”でロールプレイ。
たとえば:
-
水筒を忘れたらどうする?
-
お腹が痛くなったらどう伝える?
-
消しゴムがなくなったらどう言えばいい?
→ 決まったフレーズを練習しておくと、実際の場面で言いやすくなります。
3.「こんなときは先生に言っていいんだよ」と教える
子どもは、「これは言ってもいいことなのかどうか」がわからないことがあります。
以下のようなリストを親子で一緒に見ながら確認してみましょう:
-
体調が悪い
-
ものをなくした・壊れた
-
ケンカをして困っている
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宿題を忘れた・できなかった
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トイレに行きたいとき
-
いやなことを言われた・された
→「言っていいこと」を明確にしておくことで、迷いが減り、言いやすくなります。
4. 伝え方の“ひな形”を練習する
困ったときにその場で言葉をひねり出すのは難しいもの。
伝えるための“型”をあらかじめ教えておくのがおすすめです。
使いやすいフレーズ例:
-
「〇〇をわすれました」
-
「〇〇ができません」
-
「おなかがいたいです」
-
「〇〇くんに〇〇されてかなしかったです」
👉 ポイントは、「短くて具体的に言う」「“お願い”ではなく“報告”として言う」こと。
5. 伝えられたことを「ほめる・認める」
家庭でも、子どもが「困っている」と言えたときには、
-
「ちゃんと伝えてくれてありがとう」
-
「言えたのすごいね!」
-
「お話ししてくれてうれしいよ」
と、“伝えられたこと”をしっかり認めてあげましょう。
→ 「言ってもいいんだ」「伝えるとラクになる」という安心感につながります。
おわりに|“全部できてなくてOK”が合言葉
ここまで読んで、「うちの子、大丈夫かな…」と不安になる方もいるかもしれません。
でも、全部が完璧にできていなくても大丈夫。
大切なのは、「これからできるようになっていこう」という気持ちを親子で共有することです。
入学はゴールではなくスタート。
少しずつ、ゆっくり、子どものペースで育てていきましょう。
