- 【子育てしながらの転職活動】
- ステップ① 志望動機と転職理由を“言い換えて”伝える
- ステップ② 企業研究は「公式サイト+α」で深掘り
- ステップ③ キャリアの棚卸しで「強み」を見つける
- ステップ④ 子育て中の女性に特化した転職エージェントを味方につける
- ステップ⑤ エピソードは「1〜2分」で話せるように準備
- ステップ⑥ 「将来の働き方」も語れるようにしておく
- ステップ⑦ 面接対策は「模擬練習+過去問リサーチ」で万全に
- ステップ⑧ 適性検査(SPIなど)の対策も忘れずに
- 最後に
【子育てしながらの転職活動】
30代後半ママが押さえておきたい準備のコツ8選
こんにちは。はなしのです。
この記事では、30代後半・子育て中の女性が「転職したい」と思ったときに、どんな準備をしておけばスムーズに動き出せるかを具体的に紹介します。
仕事・家事・育児と日々フル稼働の中、「転職したいけど、何から始めれば…」と立ち止まってしまう方も多いのではないでしょうか?
特に30代後半ともなると、ブランクや年齢の不安、子どもの成長と仕事の両立、キャリアの方向性など、悩みの種類も増えてきます。
でも、焦らず、ひとつひとつ準備していけば、あなたの経験は必ず武器になります。
ここでは、忙しいママでもできる【7つの転職準備ステップ】をご紹介します。
後回しになりがちな「自己分析」「情報収集」も、できるだけ時短で、でもしっかりとポイントを押さえて進められる内容にしました。
ステップ① 志望動機と転職理由を“言い換えて”伝える
“どう働きたいか”ではなく、“なぜこの会社で働きたいか”
転職理由が「もっと家族との時間を大切にしたい」「テレワークで働きたい」というライフスタイルの希望であっても、そのまま面接で話すのは避けた方が無難です。
なぜなら、企業側は「この人は当社に貢献してくれるだろうか?」という視点で見ているからです。
だからこそ、“どう働きたいか”ではなく、“なぜこの会社で働きたいか”をベースに話すことが大切。
たとえばこう言い換えます:
✕「保育園の送迎があるので、フルリモートが希望です」
〇「これまで培った○○の経験を、成長中の○○領域で活かしたいと感じた」
本音が家庭の事情であっても、伝え方次第で“前向きなキャリア選択”として受け取ってもらえるのです。
ステップ② 企業研究は「公式サイト+α」で深掘り
「志望度の高さ」を評価されやすい
転職活動では、企業のHPや求人票を一通り見て終わってしまう人が多いのですが、実はここで差がつきます。
私自身、企業研究をしっかりしたことが内定を取れた要因の一つだと感じています。
忙しい毎日の中で時間を取るのは大変ですが、企業の価値観や事業の方向性を深く理解している人は、それだけで「志望度が高い」と評価されやすいです。
たとえば以下のような情報をチェックしておくのがおすすめです:
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公式HP(理念・行動指針・事業内容)
- 最新のニュース
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プレスリリースやIR情報(最近の取り組みや業績・今後の事業展開)
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SNS(企業の社風や雰囲気)
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口コミサイト(社員の声や働き方)
この情報は、志望動機を考える材料になるだけでなく、面接での会話の引き出しにもなります。
ステップ③ キャリアの棚卸しで「強み」を見つける
自分自身の経験を棚卸し
30代後半での転職は、これまでのキャリアをどう活かすかがポイントになります。
自分自身の経験を棚卸しして「どんな場面で成果を出せたか」「なぜその仕事を頑張れたか」などを振り返ってみましょう。
おすすめは、以下のような視点で書き出してみること:
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これまで経験してきた業務内容
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成功した仕事とその背景
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大変だったけれど乗り越えたエピソード
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自分らしく働けたと感じた瞬間
この作業をしておくことで、自己PRや志望動機を考えるときにとても役立ちますし、自信にもつながります。
ステップ④ 子育て中の女性に特化した転職エージェントを味方につける
子育て中の転職では、「子どもの体調不良で休みがちになるかも」「時短でどこまで仕事を任せてもらえるんだろう」といった不安を誰もが抱えます。
そんなときこそ、子育て中の女性に特化した転職エージェントを活用するのがおすすめです。
たとえば、リアルミーキャリアは、時短正社員やフルリモート勤務など、ワーママに寄り添った働き方を応援してくれるエージェントです。
求人紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策、希望の働き方に合う企業とのマッチングにも力を入れてくれるので、初めての転職でも安心感があります。
※リアルミーキャリアの公式サイトはこちら:
ステップ⑤ エピソードは「1〜2分」で話せるように準備
面接では、「どんなことにやりがいを感じますか?」「家庭との両立で困ったことは?」といった質問をされることがよくあります。
そのとき、漠然と話すのではなく、簡潔で具体的なエピソードを用意しておくと印象がグッとよくなります。
起承転結を意識し、1~2分で収まるように練習しておくのがおすすめです。
たとえば子育て中であることについて、ネガティブなことを聞かれた場合、
「リモートワークと保育園の送迎の両立が難しかったが、朝の業務整理を工夫して解決した」
というような日常の工夫でも相手にとっての安心材料になります。
また、不足しているスキルや経験について問われた場合も、
「現時点では未経験ですが、〇〇で補えます」「今後は〇〇を学ぶ予定です」
といった前向きな姿勢を見せると好印象です。
ステップ⑥ 「将来の働き方」も語れるようにしておく
短期的な転職ではなく、長期的な視点を持つ
企業は「この人がうちで長く働いてくれそうか」を見ています。
そのため、将来のキャリアイメージを持っておくことはとても大切です。
5年後、10年後、自分がどのように働いていたいのか。
子どもが成長したらどんな仕事にも挑戦していきたいのか。
そういった話ができると、短期的な転職ではなく、長期的な視点を持っている人として評価されやすくなります。
ステップ⑦ 面接対策は「模擬練習+過去問リサーチ」で万全に
面接が久しぶりで不安な方には、転職エージェントの模擬面接がおすすめです。
実際の質問傾向や受かりやすい回答の傾向を知ることができ、自信にもつながります。
過去に聞かれた質問例や、合格者の志望動機なども教えてもらえるので、短時間で効率的に準備できます。
Noteに面接対策について別途書きました。
ステップ⑧ 適性検査(SPIなど)の対策も忘れずに
企業によっては、SPIや玉手箱などの筆記試験が課される場合もあります。
内容は高校レベルの国語・数学のようなものですが、久しぶりだと焦ることも。
対策本やアプリを活用して、寝かしつけ後や通勤のすき間時間に練習しておくと安心です。
最後に
30代後半、そして子育て中という状況のなかでの転職は、たしかに楽なものではありません。
でも、これまでの経験や人生の厚みを、ちゃんと言語化して伝えることができれば、それは大きな武器になります。
すべてを完璧にやる必要はありません。
できることから一つずつ、気持ちを整えて、自分らしい転職に向かってみてはいかがでしょうか。