- 読み聞かせすぎると一人で読まなくなるのでは?と思ったので調べてみた
- 読み聞かせが多いほど、一人で読むようになる!
- なぜ読み聞かせが一人読みに繋がるのか?
- 一人で読めるようになったら、読み聞かせはやめるべき?
- 小学生になってからの読み聞かせのメリット
- 毎日読み聞かせしなきゃ、と思う必要はない
- 結論:「読み聞かせをしすぎると一人で読まなくなる?」は誤解だった
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読み聞かせすぎると一人で読まなくなるのでは?と思ったので調べてみた
そろそろ一人読みをしてほしいな・・
5歳の子どもは0歳の時から絵本が大好きで、今も毎日読み聞かせをしています。
最近、絵本ではなく文字ばかりの本を読むようになりました。
90ページ近くある本を「読んで!」と言われると、正直疲れることも…。
「そろそろ一人で読んでほしいな」と思うこともあります。
そもそも、読み聞かせを続けていて、読んでもらうことに慣れてしまったら、一人で本を読むようになるの?
それとも、逆に読み聞かせをたくさんした方が、一人読みの習慣がつくの?
気になったので、調べてみました!
読み聞かせが多いほど、一人で読むようになる!
読み聞かせと一人読みの関係性
ベネッセ教育総合研究所の調査によると、幼児期にたくさん読み聞かせをしてもらった子どもほど、小学生になってからの一人読みの頻度が高いことが分かりました。
小学4年生以降の読書習慣に大きな影響
特に興味深いのは、小学4年生以降の読書習慣に大きな影響を与えるという点です。
つまり、小さい頃に読み聞かせの時間が多かった子どもは、成長してからも本を読むことを楽しむ傾向があるのです。
一方で、幼児期にあまり読み聞かせをしてもらわなかった子どもは、小学生になってからの一人読みの頻度が低くなる傾向が見られました。
この結果から分かるのは、「読み聞かせをしすぎると一人で読まなくなる」どころか、その逆で、読み聞かせが多いほど本好きになるということです。
なぜ読み聞かせが一人読みに繋がるのか?
調査によると、読み聞かせは、ただ親が本を読んであげるだけではなく、子どもの「読書の土台」を作る大切な時間だと説かれています。
本を楽しむ習慣がつく
ベネッセ教育総合研究所の調査によると、「本を読むことは楽しい」、という感覚を小さい頃から育むことで、「自分で読んでみたい!」という気持ちが生まれます。
また、何度も繰り返し読んでもらったお気に入りの本を、子ども自身が「自分で読んでみたい!」と思うこともよくあります。
言葉のスキルや論理的思考力が育つ
読み聞かせのとき、「次どうなると思う?」「どうしてこうなったの?」など、子どもに問いかけることで、考える力や表現力が鍛えられます。
特に、親子の「双方向のやり取り」が多いほど、論理的な思考力が高まることが研究でも明らかになっています。
双方のやり取りが少なかったと反省!
これまで、読み聞かせはしていたものの、読んだ後に感想を聞いたり、親子の対話につなげることはあまり意識していなかったと気づきました。
絵本の内容が日常の中でふと話題に上ることはありましたが、読み聞かせの途中や終わりに、その本についてじっくり話す機会は作っていなかったように思います。
これからは、物語の感想を聞いたり、一緒に考える時間を大切にし、より深いコミュニケーションにつなげていこうと思います。
親子の会話が増え、言葉の世界が広がる
改めて考えると読み聞かせを通して、親子の会話が増えることも大きなメリットですね。
子どもは、大人の言葉を聞きながら新しい言葉を学び、表現力がどんどん豊かになります。
「本を読む」ことが、家族の楽しい時間と結びつくことで、読書が好きになると思います。
一人で読めるようになったら、読み聞かせはやめるべき?
一人で読めるから、読み聞かせは卒業?
子どもが文字を読めるようになると、「もう一人で読めるから、読み聞かせは卒業」と考える保護者も多いかもしれません。
実際、多くの家庭では、小学生になると読み聞かせの回数が減る傾向にあります。
しかし、研究データによると、小学生になってからも読み聞かせを続けることで、より豊かな読書習慣が身につくことが分かっています。
小学生になってからの読み聞かせのメリット
より深い読書習慣に
-
難しい本にも挑戦できる
→ 文字が読めても、内容を理解するのは別の話。親が読み聞かせることで、より深い物語にも触れられる。 -
親子の会話が増える
→ 「この登場人物、なんでこんなことしたんだろう?」など、物語を一緒に考える時間が大切。 -
聞く力が育つ
→ 読み聞かせを通して、耳で言葉を理解する力が鍛えられる。
つまり、「一人で読めるようになったから読み聞かせは不要」ということはなく、むしろ小学生以降も続けることで、より深い読書習慣が身につくのです。
毎日読み聞かせしなきゃ、と思う必要はない
無理のない読み聞かせが大切
読み聞かせは大切ですが、毎日義務のように続ける必要はありません。
「読んで!」と言われたときにできる範囲で読んであげる
親の時間に余裕があるときに「絵本読もうか?」と声をかける
このように、親子が無理なく楽しめる形で続けるのがベストです。
また、「今日はあまり時間がない…」という日でも、1冊全部読まなくてもOKです。
「お気に入りのシーンだけ」「途中まで読んで、続きは明日」でも、十分子どもの想像力を刺激できます。
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紀伊國屋が2025年の絵本ベスト10を発表したのでまとめました。
少しでもご参考になれば嬉しいです。
0歳~1歳がハマっていた絵本
子供が0歳~1歳の時にハマっていた絵本をブログで紹介しています。
結論:「読み聞かせをしすぎると一人で読まなくなる?」は誤解だった
調べてみた結果、読み聞かせをたくさんした子どもほど、自分から本を読むようになるということが分かりました。
むしろ、読み聞かせをしないまま「一人で読ませよう」とすると、読書が習慣にならず、興味を持たなくなってしまう可能性もあります。
大切なのは、
・親子で楽しく読み聞かせをすること
・本を読むことを「楽しい」と思える環境を作ること
「読み聞かせをしすぎると一人で読まなくなるかも…」と心配せずに、親子で楽しみながら読書習慣をつけていけたらと思います!
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