【5歳で科学好きに】『はたらく細胞』が理科の入り口になった話
図鑑・顕微鏡で広がる好奇心
子どもの「好き」は、何よりも強い原動力。
うちの5歳の娘は、アニメ『はたらく細胞』をきっかけに、体の仕組みや細胞に強い興味を持ち、図鑑・科学館・顕微鏡へと学びが広がっていきました。
この記事では、そんな娘の“科学への目覚め”の実体験をご紹介します。
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理科や科学に興味を持ってほしい
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幼児におすすめの図鑑や顕微鏡を知りたい
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子どもが自然に「知りたい!」と思えるきっかけを探している
という方の参考になればうれしいです。
『はたらく細胞』がきっかけで、科学の世界に興味津々!
「はたらく細胞」を毎日見るように
ある日、お友達の勧めで見始めた『はたらく細胞』。
赤血球や白血球など、人体の中で働く細胞たちがキャラクターとして登場し、ウイルスとの戦いなどを描く物語です。
内容はかなり専門的ですが、キャラクターがかわいく、擬人化されているので幼児でも自然と内容を理解しやすいのがポイント。
「この人たち、体の中で戦ってるんだよ!」「血小板ってすごい!」
と、毎日のように話してくれるようになりました。
『はたらく細胞』関連の絵本を毎晩読むように
アニメだけで終わらせるのはもったいないと思い、絵本も取り入れました。
関連書籍としては以下のものを読みました。
はたらく細胞 人体のふしぎ図鑑
「からだの仕組み」をわかりやすく解説しています。
めくって学べる! はたらく細胞 からだのしくみ
イラストで学ぶ、人体のしかけ絵本。
人体のリアルなイラストをめくりながら、からだのしくみを楽しく学べます!
幼児でも十分楽しめると思います。
びょうきと たたかう! はたらく細胞 ワクチン&おくすり図鑑
ワクチン&お薬について正しく学べる1冊です!
内容は難しいのですが、身近な薬やワクチンが、可愛いイラストともに出てくるので、親近感が湧きやすいです。
子供にも身近な「ワクチン」
特にワクチンは、「打たないでこの病気になったらどうなるの?」「病気の危険度は?」など、イラストを見ながら子供と話し合うきっかけになりました。
これらの本はアニメの世界観を残しつつ、幼児にも理解しやすい表現で体の仕組みを紹介してくれるので、毎晩読む定番になりました。
『はたらく細胞』のカードゲームが遊びの定番に
はたらく細胞 あそんで学べる カードゲーム
遊びながら、細胞や体の仕組み、細菌・ウイルスについて自然と親しめる知育カードゲームです。
細胞カードには、「それぞれの細胞の働きや特徴」が、病原体カードには、「体を守るための豆知識」が、子どもにもわかりやすい言葉で書かれています。
我が子は、このはたらく細胞のカードゲームを通して、神経衰弱にハマりました。
トランプではそんなに興味はなかったのですが、やはり好きなキャラクターが出てくると嬉しいみたいです!
学研の図鑑LIVE『人体』でさらに探究心が加速!
「もっと詳しく知りたい!」という娘の声に応えて選んだのが、学研の図鑑LIVE『人体』。
写真・図解が豊富で5歳でも楽しめる!
難しい内容も多いのでは?と心配していましたが、大きな写真とわかりやすいイラストが中心で、パラパラとめくるだけでも楽しめる構成。
特に、消化器・呼吸器・血液のしくみなどが詳しく紹介されていて、『はたらく細胞』の世界とリンクする内容がたくさん。
「これ、あの白血球がいたとこだね!」と照らし合わせて話してくれました。
スマホアプリで3D人体モデルが見られる!
この図鑑の大きな魅力は、専用アプリで体の内部構造が3Dで見られること!
スマホをかざすと、心臓が動いたり、消化の流れが再現されたりと、まるで“からだの中を旅する”ような感覚に。
中でも娘のお気に入りは「胃」と「小腸」。
「こんなに長いんだ!」と何度も画面をスライドしては、体の中のしくみに驚いていました。
スマホを図鑑に向けるだけで、胃の位置を確認
こちらは写真ですが、実際は3Dの動画で、人体全体を写した後、胃にフォーカスするようになっています。動くのでリアルで、理解しやすいです。
胃の中も見れる!
3D動画で、胃の中を見ることができます。
実際は動いていて、もっと生々しいです!
イラストで見るのと、実際に中身を見るのでは、大きく印象が違うようで、子供も興味津々。
科学館で実物の細胞を見て、顕微鏡が欲しくなる
ある週末、都内の科学館に行ったときのこと。
自由に顕微鏡を使って細胞を観察できるコーナーがあり、玉ねぎの表皮細胞を見た娘が一言。
「これ、自分の家でも見てみたい!」
その目はキラキラと輝いていて、私も「これは買ってあげよう」と即決しました。
初心者向け顕微鏡はこれがおすすめ
購入したのは、こちらの顕微鏡:
🔬 Kenko(ケンコー) 顕微鏡 Do・Nature STV-200VM(最大600倍)
初めての顕微鏡におすすめ
- しっかりした顕微鏡が安価で買える
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最大600倍まで拡大可能
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ピント調整もしやすく、初めての顕微鏡にぴったり!
お手頃価格ながらしっかり見えるので、「初めての顕微鏡」に非常におすすめです。
関連記事
家庭でも観察実験!身近な素材でサイエンス体験
顕微鏡が届いてからは、娘といっしょにいろんなものを観察しています。
観察した素材と娘のリアクション
観察素材 | 娘の感想 |
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玉ねぎの皮 | 「丸いのがある」 (おそらく核) |
水草 | 「長細いのが見えた、生き物?」 |
アリ(自然で採集) | 「足の毛まで見える!きもい」 |
髪の毛 | 「うろこみたいになってる〜」 |
ティッシュペーパー | 「こんなにフワフワに見えるんだ」 |
日常の中で“身近なものが拡大するとどう見えるか?”を知る体験は、好奇心の宝庫です。
アリは、私には気持ち悪過ぎて、見れなかった・・(^^;)
遊びながら学ぶ。子どもの“好き”が学びになるサイクル
興味があれば、子どもは自然と学ぶ
ここまでの体験を通じて感じたのは、「興味があれば、子どもは自然と学ぶ」ということ。
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アニメで「知る」
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図鑑で「調べる」
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顕微鏡で「本物を見る」
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自分で「試す・確かめる」
この循環が、まさに理科教育の基本ではないかと思います。
小学校前の段階でも、“遊びの延長で科学に触れる”ことは十分に可能だと実感しました。
(番外編)『はたらく細胞』で読解力と漢字を習得中
好きなものから学ぶ国語
はたらく細胞に夢中になっている我が子に、まだ早いかなと思いつつ、漫画を買ってあげました。
アニメに出てくる内容を、漫画で見れて嬉しそうにしていました。
漫画を読むにつれ、文章を読むスピードが上がってきて、読める感じが増えてきました。
はたらく細胞さん、ありがとうございます・・!
以下のブログにまとめました。
【まとめ】はたらく細胞は5歳でも科学好きになるきっかけに
娘の理科好きは、完全に“好き”から始まったものでした。
無理やり教えるのではなく、「面白そうだね」と一緒にワクワクすることで、自然と知識も深まっていきました。
▼今回使ったおすすめアイテム
- はたらく細胞関連本
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学研の図鑑LIVE『人体』
→ 幼児〜小学生向け、AR機能付きで体内を3Dで見られる
- Kenko 顕微鏡 Do・Nature STV-200VM
→ スマホ対応&家庭用にちょうどいい性能と価格
その他理科好きな子が喜ぶアイテム
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あとがき
親も一緒にワクワクすると、学びはもっと楽しくなる
「小さいうちから理科なんて難しいかな?」と思っていましたが、
むしろ「小さいからこそ、驚きや発見に素直に反応できる」のが強みなのかもしれません。
『はたらく細胞』で、世界がグッと広がった親子でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。