ABOUT ME
- 企業の総合職で働くワーママ
- 日・英・中のマルチリンガル
- TOEIC910点
- 海外渡航歴20カ国以上
- イギリスの大学院で修士号取得
- 5歳への計算の教え方:指10本をフル活用
- 指だけで足し算と引き算を教える方法の限界
- 10までの足し算・引き算を理解したら次のステップへ
- 教材の活用
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- 幼児期の算数教材、最初の壁を乗り越えるまで
- 焦らず見守る、成長のプロセス
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- 「1日1枚」だから続けられる学習の習慣
こんにちは。
今回は5歳の娘が、塾に行かずに、小学校1年生レベルの算数(足し算と引き算)ができるようになったシンプルな方法を残しておきたいと思います。
多感な幼児期は、子どもが感受性豊かに成長し、さまざまな経験を通じて自ら学ぶ大切な時期です。
幼児期には、自然の中で遊んだり、友達と交流したり、好奇心を刺激する遊びや創造的な活動を楽しんでもらいたい!
そして貴重な幼児期を塾での勉強に費やすのは、もったいないと感じ、
我が家では、遊びの一環として、足し算引き算の学習を始めました。
5歳への計算の教え方:指10本をフル活用
身近な算数教材
子どもに足し算や引き算を教えるのに、特別な道具や教材が必要だと思っていませんか?
「10本の指」だけで、どこでも楽しく計算を教えることができます。
以下は簡単な話ですが、最初はこんな感じです。
足し算の教え方
- 基本の数え方を確認
- まず、1から10まで指を使って数える練習をします
- 右手の指を1本ずつ立てて「1、2、3、4、5」
- 左手の指を追加して「6、7、8、9、10」
- 足し算の例:3 + 2
- まず、3を表現するために指を3本立てます
- 次に、2を足すので、さらに2本の指を追加します
- 合計で何本の指が立っているかを数えます(5本)
- 「3に2を足すと5だね」と声に出して確認します
引き算の教え方
- 引き算の例:5 - 2
- まず、5を表現するために指を5本立てます
- 次に、2を引くので、2本の指を折り曲げます
- 残った指を数えます(3本)
- 「5から2を引くと3だね」と確認します
ポイント
- 実際に指を動かすことで、数の増減を視覚的に理解できます
- 声に出して確認することで、数の概念がより定着します
- 繰り返し練習することで、指を使わなくても計算できるようになります
指を使うメリット
- 視覚的にわかりやすい
- 数字だけだと抽象的ですが、指なら数の概念が見えやすいです。
- 楽しみながら学べる
- 指を動かすのは子どもにとって遊び感覚。学ぶことが苦になりません。
- どこでもできる
- 外出先でも、家の中でも、道具なしで計算練習ができます。
この「どこでもできる」という最後のポイントが一番大事に思います!
机に向かって勉強するのではなく、
- 外食でご飯を待っている時間
- 電車の中の暇な時間
- 夜寝る前に手遊び感覚で行う
など、日々の生活に取り入れることを意識をします。
-
勉強は机の上だけではない。日々の生活に取り入れる!
- ちょっとした隙間時間
- 外食でご飯を待っている時間
- 電車の中の暇な時間
- 夜寝る前の時間 など・・
子どもと一緒に指を使って算数をする時間は、ただの勉強の時間ではなく、親子の楽しいコミュニケーションのひとときにもなります。
指だけで足し算と引き算を教える方法の限界
1. 10以上の計算
- 11以上の数の計算は、指が10本しかないため表現が難しくなります。
- 例:7 + 6 や 15 - 4 など、10を超える結果になる計算。
2. 繰り上がり・繰り下がりのある計算
- 繰り上がりや繰り下がりが発生する計算を指だけで理解させるのは難しいです。
- 例:9 + 4 (9に1を足すと10になり、残りの3を足して13)
3. マイナスの数(負の数)の計算
- 指では0より小さい数を表現できません。
- 例:3 - 5 のような負の数を含む計算。
- 対策:数直線を使って、0より左に進むことを視覚的に教えるのが効果的です。
10までの足し算・引き算を理解したら次のステップへ
指だけでは限界があるため、次の段階に進むことで、より発展した計算力を身につけられます。
次のステップで学ぶ内容
-
11以上の数の計算
- 例:7 + 6 や 12 - 5 など、10を超える数の足し算・引き算。
- 目的:指を超える数の概念を理解し、繰り上がり・繰り下がりに慣れる。
-
繰り上がり・繰り下がりのある計算
- 例:9 + 4 (繰り上がり)、13 - 6 (繰り下がり)
- 目的:10をひとまとまりとして捉え、位取りの基礎を学ぶ。
-
位取りの概念(10の位、1の位)
- 例:15は10と5から成り立っているなどの理解。
- 目的:筆算や大きな数の計算の土台を作る。
教材の活用
我が家では、10本の指で楽しく足し算引き算が理解できてから、教材に進みました。
教材は一つでいいと思います。
くもんの教材
我が家では市販の「くもんの教材」を使用しています。
くもんの教材のおすすめポイントは、無理なく基礎を身につけられるように、ゆっくり丁寧に進められることです。
「はじめてのたしざん」
まずは、「はじめてのたしざん」です。
「たす1」「たす2」をくり返し学習する基礎をしっかり固められる。
たしざんおけいこ1集
次のステップは、「たしざんおけいこ1集」。
「たす1」から「たす9」までをくり返し学習します。
たしざんおけいこ2集:
次に、2けた+1けたの計算までカバーする「たしざんおけいこ2集」です。
このように、丁寧に段階的にレベルアップする設計なので、子どもがつまずきにくく、自信を持って取り組めるのではないかと思っています。
教材を一つに絞るメリット
集中力が育つ
教材が多いと、「今日はどれをやる?」と迷ってしまい、気持ちが分散します。
教材を一つに絞ることで、選ぶ手間がなくなり、学習そのものに集中できます。
習慣化しやすい
決まった教材を毎日取り組むことで、「勉強する=この教材をやる」と学習の習慣が身につきます。親も進捗を把握しやすく、フォローしやすいのも魅力です。
達成感を得やすい
一冊を最後までやり切ることで、「やり終えた!」という達成感が得られ、自信にもつながります。学ぶ楽しさを感じやすくなります。
幼児期の算数教材、最初の壁を乗り越えるまで
教材の取り組み「集中力の問題」
子どもが幼児期に算数の教材に取り組み始めると、多くの親御さんが直面する課題があります。
それは「集中力の持続」。
我が家も例外ではありませんでした。
初めて算数の問題集を広げた日、わが子はたった1問を解くだけで気が散ってしまい、すぐに他の遊びや興味に心を奪われてしまいました。
「これで本当に続けられるのだろうか」と、不安でした。
焦らず見守る、成長のプロセス
そんな時に意識したのは、「辛抱強く見守ること」。
集中が途切れた瞬間に怒ったり、叱ったりするのではなく、
「できたね!次はどうする?」
とポジティブな声かけを心がけました。
また、負担を軽くする工夫も取り入れました。
問題数を減らしてみたり、取り組む時間を短く設定してみたり。
時には教材そのものをゲーム感覚で取り組めるものに変えることで、子どもの気持ちを楽にすることを大切にしました。
小さな積み重ねが大きな成長に
そのような試行錯誤を重ねる中で、少しずつですが集中できる時間が延びていきました。
最初は2問、次は5問と、少しずつ自信をつけていく姿は頼もしいものがありました。
ある日、「もっとやりたい!」という言葉を聞けた瞬間は、親として何とも言えない喜びを感じました。
5歳のうちに、50問の問題にも集中して取り組むまでに成長しました。
新たな挑戦と広がる興味
5歳で簡単な三桁の計算にも挑戦するようになりました。
算数だけでなく、その過程で興味が広がり、問題を解く合間にお絵描きが始まることもあります。
その様子を見るたびに、楽しみながら学んでいる姿に安心感を覚えます。
子どもの成長は一歩ずつ。そして、その歩みを見守る私たち親にもまた、忍耐と工夫が求められるのだと実感する日々です。
小さな壁を乗り越えた先には、大きな成長と笑顔が待っていました。
教材は、「8歳までの足し算・引き算の教材」をコンプリート。
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「1日1枚」だから続けられる学習の習慣
子供はそれぞれのペースで成長する
子どもの成長は本当に一人ひとり違います。
だからこそ、目の前の小さな変化や努力をしっかり受け止め、応援することが何よりも大事だと感じます。
我が家は、「1日1枚」という小さな積み重ね。
学びへのポジティブな姿勢を育てる基盤になっていけば良いと思っています。
これからも、焦らず、子どものペースを信じて、一歩ずつ成長を見守っていきたいと思います。