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育児中の転職、タイミングはいつがベスト?【0~6歳 年齢別に徹底解説】

 

育児中の転職、タイミングはいつがベスト?【年齢別に徹底解説】

育児中の転職、タイミングはいつがベスト?【年齢別に徹底解説】

育児中の転職、タイミングはいつがベスト?

転職のタイミングを子供の年齢別に考えてみる

育児中の転職を考えるとき、「タイミング」はとても大切です。

子どもの年齢や家庭の状況によって、転職のしやすさやリスクが大きく変わってきます。

転職を考えているけれど、「今動くべきなのか」「もう少し待ったほうがいいのか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、0歳から6歳までの子どもの年齢別に、育児中の転職のメリット・デメリットを整理し、実体験を交えてご紹介します。

実際に筆者自身も育児中に転職を経験しました。

 

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その経験を踏まえながら、等身大の視点でお届けします。

【0歳】育休中・産休明けの転職のリアル

0歳で転職のメリット

  • 復職せずにそのまま新しい職場へ移れる

    • 産休・育休明けに「今の職場に戻るのは難しい」と感じている方にとっては、大きな利点です。

  • 育休・産休中のブランクが理由になりやすく、選考に通りやすい

    • 企業側も事情を理解しやすく、キャリアのブランクを前向きに捉えてくれるケースもあります。

0歳で転職のデメリット

  • 転職活動の時間確保が難しい

    • 授乳や夜泣きの対応で日々のスケジュールが不規則になることも多く、面接の調整も一苦労です。

  • 内定が出ても保育園に入れないリスクあり

    • 就労証明書が必要となるため、新しい勤務先が決まってもすぐに保育園に入れるとは限りません。

  • 育休給付金が打ち切られる場合がある

    • 転職のタイミングによっては、育休給付金の支給が停止される可能性もあるため、事前に制度の確認が必要です。

\ポイント/ 保育園の確保と給付金の制度を事前にしっかり確認!

 

実際、産休明けに転職は可能?

結論から言うと、「産休明けに転職は可能」です。ただし、注意点があります。

まず、産休中の転職活動は法律上制限されていないものの、現在の勤務先との雇用契約状況や就業規則によってはトラブルになる可能性もあります。

 

特に、育休給付金を受給している場合、途中で退職すると支給が打ち切られます。

また、新しい職場では「産休明けすぐの採用=すぐに働ける即戦力」と見なされやすいため、入社日や勤務体制のすり合わせが必要です。

 

とはいえ、最近では子育てに理解のある企業も増えており、在宅勤務や時短勤務の選択肢がある場合もあります。

 

実際に産休明けで転職した人の中には、「現職に復帰しても働き続けられる環境が整っていないと分かり、転職を決意した」というケースも多くあります。

 

【1歳】育休明け後すぐの転職はアリ?

1歳で転職のメリット

  • 育休明けの不安が現実になり、転職への決意が固まりやすい

    • 「想像していたよりも過酷だった」「育児と両立できる働き方を見つけたい」という思いが強くなり、行動に移しやすくなります。

  • 慣らし保育や一時保育を活用しながら活動できる

    • 少しずつ子どもを保育に預け始めることで、日中に転職活動の時間を確保することができます。

  • 「実際に復職してみたが難しかった」という理由が伝わりやすい

    • 企業側も、復帰後の実情を聞くことで納得感を持ってくれることが多いです。

1歳で転職のデメリット

  • 慣らし保育と転職活動が重なると心身ともに負担が大きい

    • 子どもも親も新しい生活リズムに慣れる途中で、余裕がない中での転職活動は疲弊しがちです。

  • 転職先との調整や保育園の手続きが煩雑になりやすい

    • 新しい勤務先との就労条件確認、保育園との調整、提出書類など、細かな手続きが多く発生します。

\ポイント/ 周囲のサポートを確保しながら、「辞める前に内定」を意識!

【2〜3歳】生活リズムが安定しはじめる時期の転職

2~3歳で転職のメリット

  • 保育園生活が安定し、急な発熱などが少なくなってくる

    • 子どもの体調も落ち着き始め、仕事との両立がしやすくなる時期です。

  • 自分のキャリアを見直す余裕が出てくる

    • 少しずつ生活のリズムが整い、将来のキャリアを考える時間が持てるようになります。

  • 子どもとの生活リズムが整ってきてスケジュールが組みやすい

    • 日中の活動時間が安定し、面接などの調整もしやすくなります。

2~3歳で転職のデメリット

  • イヤイヤ期や赤ちゃん返りが重なるとストレスが倍増

    • 親も子も感情のぶつかりが増え、転職活動と並行するには工夫とサポートが必要です。

  • 通勤先の変更により保育園の転園リスクが出てくる

    • 勤務場所が大きく変わる場合、通園できなくなる可能性があるため、保育園の確保が課題になります。

\ポイント/ 通勤範囲と保育園の通園圏を必ずチェック!

【4〜5歳】親子ともに安定してきた時期の転職

4~5歳で転職のメリット

  • 日常生活が安定し、就業時間のコントロールがしやすくなる

    • 子どもが自分のことをある程度自分でできるようになり、家庭内の負担が軽減します。

  • 子どもが成長し、親の事情を少しずつ理解できるように

    • 親の話を聞き、応援してくれる場面も出てくるなど、心の支えになることも。

  • 保育園に慣れており、延長保育なども使いやすい

    • 柔軟な働き方の選択肢も広がり、転職後の勤務調整も比較的スムーズに進められます。

4~5歳で転職のデメリット

  • 子どもが新しい園に馴染むまでに時間がかかる可能性

    • 環境変化への適応力は個人差があり、しばらく情緒が不安定になる子もいます。

  • 小学校入学に向けた準備期間と重なるとバタバタすることも

    • 就学前検診や説明会など、思った以上に予定が詰まり、転職活動との両立が難しくなることも。

\ポイント/ 家庭内の協力体制と、入学準備スケジュールの両立がカギ!

【6歳】小学校入学前後は転職のチャンス?

6歳で転職のメリット

  • 学校生活が始まり、保育園に比べると時間の自由度が増す

    • 通園時間の短縮や行事の減少により、時間を有効に使えるようになります。

  • 小1の壁を見越して転職先を選べる

    • フレックスやリモートワークなど、小学生の生活に合った職場を選びやすいタイミングです。

  • 子どもがしっかりしてきて、自分の意思を伝えられる

    • 親の変化に対しても理解を示しやすくなり、安心して転職に臨めることもあります。

6歳で転職のデメリット

  • 学童保育に入れないリスクや、放課後の対応が課題に

    • 共働きであっても、学童に入れないと仕事に支障をきたす可能性があります。

  • 学校生活への慣れと仕事の慣れが同時に必要で負荷が高い

    • 親子ともに新しい環境に慣れる時期が重なるため、無理をすると共倒れになることも。

  • 転職と引っ越しが重なると、転校リスクも生まれる

    • 地域によっては転校先が限られるため、慎重な計画が必要になります。

私が選んだ転職タイミングとその理由

子供が4歳の時に転職

私は子どもが4歳のときに転職しました。

 

転職エージェントには複数お世話になりました。

その中でも、最も子育て中のママという立場に寄り添ってくれた、リアルミーキャリアについて、以下のブログに書いています。

 

hanashinodays.com

 

4歳という時期を選んだ理由は、「子どもがある程度生活リズムを確立し、自分の気持ちを言葉にできるようになっていたから」です。

 

また、夫の仕事がちょうど落ち着いていて、家のことをしっかりサポートしてもらえたことも大きな要因でした。

 

私自身は新しい職場に慣れるのに精一杯でしたが、夫が育児面を支えてくれたことで、仕事に集中することができました。

初めての異動や新しい業務もありましたが、「家庭の協力体制が整っている」ことが、転職の成功要因だったと今でも感じています。

 

ただ一方で、子どもが保育園から子ども園に変わるタイミングと重なり、子どもにとっては大きな環境の変化でした。

 

新しい先生、新しいお友達、生活ルールの変化など、戸惑う場面も多かったように思います。私に余裕がなかった分、十分に甘えさせてあげられたか、今でも少し心配しています。

 

それでも、年長になった今は、毎日元気に子ども園に通っていて、たくさんの友達と楽しく過ごしている姿を見ると、あの時の転職が結果として悪くなかったのだと思えます。

むしろ、自分が前向きな気持ちで働く姿を見せられるようになったことが、子どもにとっても良かったのかもしれません。

 

まとめ:転職のタイミングに正解はない

自分たち家族にとっての最適解を

育児中の転職には、年齢ごとのメリット・デメリットが存在します。

一見「ここが正解」という時期はないように思えるかもしれませんが、大切なのは「自分たちにとってのベストなタイミング」を見極めることです。

 

私自身、家庭の状況やサポート体制、子どもの性格などを冷静に見ながら、「いま動くべきか」「準備を始めるべきか」を考えました。

 

子どもの成長は一瞬一瞬が貴重で、親のキャリアもまたかけがえのないものです。

どちらも大切にしたいからこそ、最適な選択をするための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

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