一歳の誕生日から始める英語教育!理想の進め方と効果とは?
こんにちは。はなしのです。一般的に1歳は言葉をどんどん理解する時期ですね。
そろそろ、英語を始めたいなと思って検索してみても、教室や絵本の紹介(セールス)ばかりで、しっくりこないなぁと思っている方はいませんか?(私です)
『一歳の英語教育はどうやって進めるべきなのだろう?』
『理想の開始時期っていつ?』
この記事では、1歳という言語発達にとても大切な時期に英語を学ぶにあたり、大事な考え方とやってはいけないことを紹介します。
英語教育を始めるにあたって必要な考え方
やってはいけないこと
1歳から少しずつ英語を触れさせて来た娘は、着々と英語を習得しており、効果を感じています。
娘は1歳半で「R」の発音をできるようになり、理解している英単語は50程になりました。
この記事がお子さんの英語学習に少しでもお役に立てると嬉しいです。
「1歳」と言う年齢と英語学習について
一歳で英語教育は既に遅い?
TED「赤ちゃんは語学の天才」から学ぶこと
赤ちゃんの言語の発達に関する研究で有名なものとして、TEDのパトリシアさんの演説があります。
パトリシアさんは、どの国で育った赤ちゃんも最初は「世界市民」だと主張します。
世界市民なので、どんな言語も学ぶことができるということ。
しかし1歳を過ぎた頃から、「世界市民」ではなく、脳の中で特定の母国語が形成されていくと言います。
「世界市民」から「日本人」「アメリカ人」「中国人」と別れていくのですね。
日本とアメリカの赤ちゃんの”Ra”と”La”の聞き取りテストでは、なんと1歳の赤ちゃんでは”R”と”L”の音が聞き取りにくくなくなっているという結果が出ました。
は・・早いっ!
では、いつ赤ちゃんは母国語以外の言語を聞き取れなくなっているのでしょう。
それは・・
その分かれ目は、「生後6~8か月以降」だそうです。
焦りますね。。
この研究から、早くから英語に耳を慣れさせてあげた方が良いことがわかります。
- 生後6~8ヶ月から母国語以外の言語を聞き取れなくなっていく
早期英語教育のデメリット?
一方で、 早期に英語教育を始めると、日本語と混乱するといった意見もあります。
しかし、もし両親が日本在住で、赤ちゃんも日本に住んでいて、普通に日本語の保育園や幼稚園に通っているとすると、日常生活はほとんど日本語に触れています。
日本語のインプットが圧倒的に多い環境であれば、英語を0歳や1歳から始めても混乱しないと言えます。
英語学習開始時に大事な考え方
1歳のゴールは英語を「好きになってもらうこと」
1歳は、英語を楽しんで、好きになってもらうことが何より大事です。
両親が一生懸命になり過ぎて、やりたくもない時に無理矢理読み聞かせたり、動画を見せては、「嫌なもの」と記憶に定着してしまいます。
子供もそれぞれ個性があります。自分の子供が「楽しめる」の要素がある学び方を探してきましょう。
「好きになってもらう」ことはとても簡単そうに見えて、そうでもないのです。
- 1歳のゴールを「英語好きになってもらう」ことに設定する。
環境作りから始めよう
自分の子供が興味あるものと英語を結びつける
英語の絵本選びは、英語を「好き」になってもらうため、赤ちゃんの興味に合わせて、絵本を選んでいくのが理想です。
イラストが魅力的な絵本
1歳前半でまだストーリー系より絵を楽しむ時期は、可愛い動物で惹きつけるのも有効な手段です。
絵本に仕掛けがついているとより、楽しめます。
例えば、まだ言語には関心を示さないけれど、「可愛い動物の絵が大好き!」であれば、可愛い動物の絵が登場する絵本を用意します。
特定のキャラクターを好きになる
特定のキャラクターを好きになってもらえたら、好きな絵本を増やしやすいです。
手に届く範囲に英語の絵本を
我が家では自分で興味を持てるように英語本の上の段に置いています。自然と英語絵本を手に取る環境作りも大切です。
今の娘の本棚はこちらです。(普段は散らかっています)
ちなみに使用している本棚はこちらです。子ども用本棚のカテゴリーでベストセラー1位の本棚で、1歳の娘が立って上の本も手に取れる高さで、便利です。
②音楽や動画など楽しめる英語教材
Youtubeで動画を見せるのも良いと思います。娘は、Youtube動画で英語を着々と習得しています。
しかし、やみくもに流せば良いわけではありません。1歳の時期は、簡単な内容の動画を見せるべきです。
歌詞やメロディが複雑なCD、DVD、動画などは、1歳児向けののリスニング教材には向いていません。
- ・同じフレーズを繰り返す動画
- ・リズムがシンプルな動画
1歳向けのオススメ動画について記事にしました。
シンプルな内容を「楽しくマネる」 = 「英語が自然と口から出てくる」
③チャンツで楽しむ
チャンツとは、英文をリズムに乗せて声に出すことで、子供向けの英語教育で取り入れられているものです。
日本語で言う、「あたま かた ひざ ぽん」みたいな感じのやつです。
一定のリズムに乗せて、繰り返し遊びながら発音することで、自然に英単語が身につきます。
チャンツを繰り返し聞いていくうちに、絵本がなくても言えるようになります
例えば、頭を洗う時は、
「Let's wash your hair♪ Scrub, scrub, scrub! 」と言うリズムがあります。
AEON KIDSのえいごレッスンえほんは、チャンツを日常生活に取り入れるのに役に立ちます!
- ・えいごレッスンえほんを活用してチャンツを日常に取り入れる
えいごレッスンえほんについては、下記の記事で詳しくレビューしています。
英語学習開始時にやってはいけないこと
英語への抵抗感を作る
嫌がったらやらない、飽きたらやめるが鉄則
CDでも動画でも絵本でも、少しでも嫌そうだったら即やめましょう。
1歳は、無理して頑張る時ではないし、それはできません。
理想は、「飽きる少し前」にやめることです。
小学校から英語教育が必修となるのに、今からされている感が強くなると英語嫌いになってしまいます・・。
語彙が多い絵本は意味不明
1歳の本として語彙力が多い絵本を勧めされるケースもありますが、理解が追いつかず、楽しめません。
(残念なことに、語彙が多い本を幼児向け絵本として進めているサイトが多い)
- ・難しい内容はストレス!
・年齢やレベルに合った英語を、興味ある遊びの中で与える
聞かせっぱなしで放置は良くない
楽ですよね。。
ただ、言語はあくまでも、コミュニケーションの中で覚えることが良いとされています。
DVDやYoutbeを見せっぱなしで放置していても、もしかすると動画をボーッと見ているだけで、言語と映像が一致していないかもしれません。
ママが真似したり、一緒に歌ったり、なるべく親子で一緒に取り組むことをオススメします。
まとめ
ポイントのまとめは以下になります。
- 生後6〜8ヶ月から母国語以外の言語を聞き取れなくなっていく
- 日本語のインプットが圧倒的に多い環境であれば、英語を0歳や1歳から始めても混乱しない
- 1歳のゴールを「英語好きになってもらう」ことに設定する
- 年齢やレベルに合った英語を、興味ある遊びの中で与える
親子で一緒に楽しんでいきましょう!