今日からできるおうち英語

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バイリンガル子育ての実践方法〜2歳で英語を話す娘の記録〜

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当たり前のようにバイリンガル育成に成功している国々

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以前紹介した記事で、シンガポール、フィリピン、スイスなど、バイリンガル育成に成功している国々が、なぜ成功しているのかをまとめました。

 

 

各国に共通していることは、幼少時代からの英語での家庭環境や教育環境、生活環境で当然のように英語に囲まれる生活であったことです。

 

彼らは、「勉強している」という感覚ではありません。

家に帰ると母国語だけど、学校では英語、道路の標識や広告は英語、テレビは英語・・など、気がつけば、周辺に英語が溢れているのです。

 

日本で英語学習の「環境作り」をどこまでできるか

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一方で、日本では、なかなか英語漬けの環境は作りにくいものです。

 

フィリピン、シンガポールやスイスのように、国家の方針で教育や生活環境で英語に触れられる環境だと、バイリンガル教育はしやすいですが、日本はそうはいきません。

なので、国のバックアップがなくても、両親が工夫して英語環境を作るしかありません。

 

英語環境作り①「家庭内英会話」

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英語環境を作る一つの方法として、家庭内の英会話があります。いわゆる、「おうち英語」です。

一見、「両親が英語を話せないと、できないよ〜」と思われがちですが、両親が英語を話せる場合も、話せない場合も、やり方によってはどちらでもおうち英語環境を作ることができます。

 

親が英語を話せる場合の問題点

両親が英語を話せる場合、話せない人からすると、「有利だね〜!」と思われるかもしれませんが、実際は、日々の生活の中で日本人同士の夫婦があえて英語で話したり、子供に英語で話しかけたりすることは少ないです。

 

それは親の意識の問題だとしても、もう一つ課題が残ります。

 

それは、日常で英語を織り交ぜると、子供が、日本語を使うタイミングと英語を使うタイミングで混乱することです。

 

親のモチベーションが高い時に英語で話しても、それは親の都合で、子どもにとっては分けわかんないですよね。。

 

家庭内での英会話環境作りのヒント

子供が混乱しないよう、家庭内でのバイリンガル育児は、「話す相手を固定」するか「状況を特定」することが大切です。

 

話す相手を固定する

こちらは海外のバイリンガル教育に成功している国々の共通点と言えますが、父方の祖父母と話すときは英語、学校の先生は英語、など、人によって言語の使い分けができる場合です。

日本ではこのような状況は難しいかもしれません。

 

状況を固定する

一方で、状況を固定することは、ほんの少しの努力で可能になります!

「この時間は英語の時間だよ」という時間を設定する方法です。

 

本ブログでもいくつか実践方法をご紹介しました。

  • ブロック遊びの時間は英語
  • マグネット遊びの時間は英語
  • お散歩の時間は英語

など、各家庭で工夫して、英語時間を固定することで、子供の混乱を防ぐことができます。

 

 

英語環境作り②テレビは見ずに英語のコンテンツのみを見る

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海外のバイリンガルやトリリンガルの友人たちに「なんで英語を習得したの?」聞いたところ、「ドラマとか映画を見てたから〜」「英語で音楽を聴いてたから〜」と、呆気に取られるような返事をよくされます。

 

それだけ・・?と思ってしまいますが、とっても効果のあることのようです。

日本では、一般教育や普段の生活環境の中で英語に触れることは難しいですが、動画や音楽を英語にすることはできます!

 

我が家では、テレビは一切見せずに、Youtubeで英語のコンテンツだけを見せているのですが、娘の英語力はどんどん上がっていく一方です。

 

おすすめのYoutube動画をまとめている記事も是非ご覧ください。

動画を見るにあたっての注意点も記載しています。特に注意した方が良い点は、必ず「再生リスト」を作成するということです。

再生リストがないと、日本語コンテンツが目について、そちらに興味がうつってしまいます。

 

  • 2〜3歳向けのオススメ英語Youtube動画

  • 0〜1歳向けのオススメ英語Youtube動画

 

市販の英語教材も活用しよう!

 

Youtubeに抵抗がある・・という方は、市販の英語教材を活用するのも良いと思います!

特におすすめは、ミライコイングリッシュです。幼児英語教材サイトで、ランキング首位をとっています。

無料で8分間の動画が収録されたサンプルを入手できますので、是非試してみてください。

 

英語環境作り③英語絵本の活用 

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自発的に英語の学習を進めるために、タッチペン付きの絵本は欠かせません。

絵本は一方的に母親が読むことが多いですが、子供が自ら興味関心のある絵をペンでタッチし、ネイティブの英語を聞くことができます。

 

我が家で愛用しているのは、英会話のAEONの英語レッスンの絵本です。

 


赤ちゃん向けの簡単な内容の絵本としてサイトワードリーダーズもお勧めです。

 

 

発音は気にしなくて良い

私は社会人生活をほとんど海外関連の部署で過ごし、毎年海外出張に行ってきました。また、社会人の時に、イギリス大学院に行き、多様性あふれるクラスメートの中で、学んできました。

 

それらの経験から言える事は、正しい英語の発音など、ないのではないかと言うことです。

 

もちろん、LとRの発音の違いなど、意味自体が変わってしまうものは覚えるべきです。ただし、世界を見ると、いろいろな国の人がそれぞれの発音で英語を話しています。

アメリカ英語の発音やイギリスの発音が正しいわけではありません。

 

それよりも大切な事は、自分でしっかりと英語で意見が言えること、的確に聞き取れることではないでしょうか。

 

インド人にはインド人のなまりが、イタリア人にはイタリア人のなまりがあって、日本人には日本人のなまりがあって、グローバル社会ではそれを許容しながら成り立っているように感じました。

 

大切なのは中身です。通訳など英語の専門職につかない限り、まずは堂々と自信を持って英語を話せる子に育てたいと思っています。

 

「自信」は言語学習の最重要ポイントと言えます。

 

2歳の娘の英語力

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特に、英会話教室などに通うことなく、1歳の娘は英語を話し始めました。

 

英語の動画、絵本、家庭内会話などで、触れてきた英語は長いインプット期間を経て、アウトプットできる時期に来たようです。

 

英単語は100語くらい理解しており、以下のような英語での問いかけには、英語で答えてくれます。

 

  • Do you want to eat a apple?
  • Are you hungry?
  • Which color do you like?
  • What is this?
  • Can I have the purple book please.

 

自発的に、寝る前に"I love you mommy."と言われた時は、とてもほっこりしました。

 

ただ、祖父に会ったときに、元気に、Coin please!!と言っていて、会った瞬間英語でお小遣いをねだっていて、びっくりしたこともありました笑

 

英語への興味

散歩をすると、「これは英語でなんていうの?」と聞いてきます。

身近な生活用語は意外と英語が出てこなかったりして、答えられないこともありますが、物事には日本語と英語があって、どちらも知りたいと言う純粋な興味を感じます。

 

テレビに興味がない

朝忙しい時に、いないいないばあ(だったかな・・)をテレビで入れたことがありますが、全く興味を抱きませんでした。

それよりも、いつも見ている英語のYouTube動画の方が良いと言いました。

 

英語の動画を見ることが、苦になっておらず、逆に、英語の動画がテレビよりも楽しいと言う娘に感心しました。

 

最後に

以上、バイリンガル子育て真っ最中の私が、ぜひ実践してみていただきたい方法と、娘の2歳での英語習得状況についてまとめさせていただきました。

 

今のタイミングでは、英語を話せるようになるよりも、英語を好きになってもらうことに注力すべきだと思います。

  • 嫌そうだったら、やらない。
  • 興味ありそうだったら、徹底的に教えてあげる。
  • 楽しいことだけ英語でやる

など、子供の能力を信じて、素直に吸収できる環境を作っていけたらと思います!

 

 

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