- M&A業界の転職リアル
- M&A業界とは?ざっくり解説!
- M&A業界の主な仕事内容とは?
- 30代、女性、正社員のリアルな経験
- M&A業界に向いている人・必要なスキル
- M&A業界に向いている人
- M&A業界へ転職するための準備・ポイント
- M&Aは「一生モノのスキル」が身につく世界
- M&A業界に興味があるなら?
- まとめ|M&A転職は挑戦する価値あり!
M&A業界の転職リアル
30代女性経験者が語る仕事内容と必要スキル
こんにちは!
今回は、私自身の経験をもとに「M&A業界への転職」についてリアルな情報をお届けしたいと思います。
私は事業会社のM&A部門で、主に海外企業への投資を担当していました。
海外出張も多く、現地企業との交渉や企業分析、最先端のテクノロジー・サービスの調査などに日々やりがいを感じていました。
この記事では、
M&A業界とは?ざっくり解説!
M&Aは企業の合併や買収のこと
M&A(Mergers and Acquisitions)は、企業の合併や買収のことを指します。
事業拡大、新規参入、技術獲得、シナジー創出など、さまざまな目的で行われ、企業の成長戦略の中核を担うこともあります。
主なプレイヤーには、以下のようなパターンがあります。
-
事業会社のM&A部門:自社の成長のための買収や出資を実行。
- 私はこの「事業者のM&A部門」にいました!
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投資銀行やFAS(Financial Advisory Services):M&Aを外部からサポート。
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PEファンド・VC(ベンチャーキャピタル):投資先の選定・育成・EXIT(売却)を担当。
M&A業界の主な仕事内容とは?
M&Aの仕事内容は多岐にわたる
業種や立場によって異なりますが、主な業務は以下のようになります。
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投資・出資候補の選定
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財務分析・事業分析
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デューデリジェンス(DD)
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対象企業との交渉
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経営陣や関連部門との調整
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クロージング後のPMI(統合プロセス)や事業開発
30代、女性、正社員のリアルな経験
M&A部門でどんな仕事をしていた?
ここで少し、私が実際に経験してきた業務をご紹介します。
M&Aと一口に言っても、その内容は多岐にわたります。
私の場合、主に海外企業への投資を担当しつつ、出資後の事業開発やアライアンス構築まで一気通貫で関わっていました。
投資・出資に関する業務
- 企業分析・候補企業選定
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海外出張を通じた出資候補企業の視察・交渉
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投資戦略や事業企画の立案
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Due Diligence(デューデリジェンス)の実行
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経営会議・取締役会向けの資料作成と合意形成
出資後の事業開発・協業
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新規事業立ち上げにおけるプロジェクト管理(PMO)
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法務・広報・テクノロジー部門など、社内関係部署との連携
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プレスリリースの作成、メディア対応(紙媒体・デジタル媒体)
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マーケティング・セールス企画を通じたシナジー創出
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市場形成のためのイベント企画・運営
ポートフォリオマネジメント
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出資先の売却プロジェクトの推進
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各種社内稟議の起案
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出資先の予算管理やモニタリング
こうして振り返ってみると、本当に幅広い業務に携わってきました。
M&A業務の面白さは、「買って終わり」ではなく、そこから始まる新しいチャレンジを一緒に作っていけるところだと思います。
M&A業界に向いている人・必要なスキル
M&A業界で必要なスキル
M&Aの現場で求められるスキルは以下のようなものです。
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財務・会計の知識
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英語力(海外企業とのやりとりがある場合)
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論理的思考力・分析力
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スピード感と正確性の両立
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部門横断の調整力・コミュニケーション力
M&A業界に向いている人
M&A業界に向いている人の特徴
M&A業界に向いている人は、次のようなタイプです。
変化を楽しめる人
M&Aの現場は常に変化の連続です。
相手企業の事情や業界の動向、社内の意思決定プロセスなども日々変わっていくため、変化をネガティブに捉えず、前向きに対応できる柔軟性と好奇心が求められます。
私自身も、散々時間をかけて案件がなくなったり、突然急スピードで成果が求められたり!変化変化の日々を経験していました。
情報収集・仮説思考が得意な人
有料のデータベースを活用しますが、対象企業の情報は公開されていないことも多く、少ない手がかりから仮説を立てて検証していく力が求められます。
自分で調べ、考え、仮説を立て、足りない情報は関係者にヒアリングを重ねながら精度を高めていける人はM&Aの現場で活躍しやすいです。
「なぜ?」を突き詰められる探究心のある人
「なぜこの企業は利益が出ていないのか」
「なぜこの市場は成長しているのか」
といった問いに対して、深く掘り下げて考えられる探究心も重要です。
表面的な数字だけで判断せず、本質を見極める姿勢が求められます。
自分達の分析の判断が、経営を左右することがあるので、とにかく掘り下げて考え抜くことが重要でした。
主体的に動ける人
プロジェクトごとに動きが異なり、必要なアクションも変わります。
指示待ちではなく、自ら課題を見つけて動ける人は、どんなフェーズでも頼りにされる存在になります。
M&A業界へ転職するための準備・ポイント
M&A業界での実務経験がない場合:
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コーポレートファイナンスの基本を学ぶ(簿記・企業分析・財務三表など)
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転職エージェントに相談して、業界に強い担当者を見つける
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ケース面接や志望動機をしっかり準備する
M&A業界経験者の場合:
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自分の関わった案件を整理(業務内容・成果・関係者・スキル)
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英語面接がある場合は早めに練習
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事業会社、投資銀行、FASなど複数の選択肢を比較検討
M&Aは「一生モノのスキル」が身につく世界
M&Aはダイナミックな仕事
M&Aは、事業・人・お金をつなげるダイナミックな仕事。
大変なこともありますが、それ以上に自分の介在価値を実感できるやりがいがあります。
私自身もこの経験を通じて、財務や分析力はもちろん、プロジェクト推進力や社内外を巻き込む力を磨くことができました。
M&A業界に少しでも興味がある方にとって、このブログが何かの参考になれば嬉しいです!
M&A業界に興味があるなら?
M&A業界特化の転職エージェントに相談する
M&A業界は専門性が高く、通常の転職サービスではなかなかマッチしにくいのが実情です。
だからこそ、M&A特化型のエージェントを活用するのが近道です。
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30代以上の方でしたら、リクルートエージェント が、M&Aの求人をたくさん求人を抱えている印象があります。
転職支援のプロフェッショナルによる手厚いサポートが魅力ですし、非公開求人の取り扱いが多く、案件が豊富です。
まとめ|M&A転職は挑戦する価値あり!
M&A業界は、ダイナミックなビジネスの現場で自分自身も成長できる魅力的なフィールドです。
大変ですが!財務や会計、英語、プロジェクトマネジメントなど、どこに行っても通用するスキルをしっかり身につけられるのも大きな魅力。
「変化を楽しめる」「仮説を立てて考えるのが好き」「なぜ?と深掘りするのが得意」といったタイプの人には、本当におすすめの業界です。
未経験でも、若手ならM&A BEGINNERSのような特化型エージェントの力を借りればチャンスは十分あります。
経験者の方も、リクルートエージェント など、非公開求人を多く抱えているエージェントに、一度相談してみると良いと思います。
この記事が少しでもお役に立てると幸いです。